初めてバンコクを訪れる旅行者が必ず足を運ぶ場所と言えば、ワット・プラケーオ(エメラルド寺院)と、このワット・アルンでしょうか。その美しいフォルムから、タイ観光庁のシンボル・マークにもなっています。

チャオ・プラヤ川対岸から眺めるワット・アルンの仏塔です。美しいですね。ヒンズー教の影響を強く受けているとか。ちなみにタイ語で「ワット」は寺。「アルン」は暁のことだそうです。

 

 

今回のバンコク旅行に際して、自ら3つの課題を課しました。ひとつは、バンコクの文明開化道路、チャルン・クルン通り界隈の雰囲気に浸ること。2つめは、昔訪れた、メークロンの折りたたみ市場の再訪。そして3つめが、ワット・アルンを眺めながらランチすること。

はい。3つともクリアしましたよ(o^-^o)

 

 

ターティアンの船着き場近辺をうろうろして見つけたこのお店です。

 

 

左手前の女性は私の連れではありません。別の男性の連れでした。悔しいですね()

 

 

オーダーしたのは、プーパッポンカリー。ソフト・シェル・クラブのカレー炒めです。

 

 

マイルドな味で美味しかったですよ。こんな料理を楽しみながら、夜、ライトアップされたワット・アルンを、美しいタイ女性と手を握りあい眺めてみたいですね♪~♪。

 

 

ターティアンの船着き場とレストランの間に置かれた道教神のお堂です。

 

 

ターティアンから渡し船で対岸のワット・アルンへ。

 

 

本堂です。仏塔と比べて意外と目立ちません(^^;。両側でお寺を守るのは、タイの民族叙事詩、ラーマキエンに登場する鬼だとか。

 

 

本堂の回廊に設置された仏像。

 

 

中庭から眺める仏塔。大仏塔と周囲の4つの小仏塔からなっています。

 

 

大仏塔は高さ75m。ヒンズーの破壊神、シヴァ神が住むカイラーサ山をかたどったとか。

 

 

大仏塔も4基の小仏塔も、表面はすべて陶器の破片で装飾されています。

 

 

得も言えぬ美しさです。初めてバンコクを訪れたとき、チャオ・プラヤ川を行くボートの上からこの仏塔を眺め、この世の楽園とはこのことかと思わず涙してしまいました。

 

 

以前はいちばん上の回廊まで登ることができました。そこから眺めるチャオ・プラヤ川の光景が素晴らしく、また、優しく涼を運んでくれるそよ風が心地よかったのですが、今回はなぜか、いちばん下の回廊までしか登れませんでした。

 

 

でも、それでよかったのです(笑)。この階段、ものすごく急で、しかも歩幅が狭いので、いちばん下の回廊からでさえ地上に降りるのが大変でした。後ろ向きになり、階段に手をついて一段一段、ゆっくりと。高所恐怖症なので、本当に怖かったですよ・・・(゚_゚i)タラー・・・。

 

 

タイ国際航空ですね()。蘭という花の名前を聞いて思い浮かべるのはこの花ですよ。この花が飾られているステュワーデスさんの襟元ですね(*^-^)

 

 

タイで大人気の「メナムの残照」という小説と映画、ご存じですか。日本の軍人さんとタイ女性の間のラブ・ストーリーらしいのですけど、主人公の「こぼり」という軍人さんが凄く立派な男性で、タイ人の抱く日本人男性のイメージというのが、この「こぼり」だと聞いたことがあります。タイに行き始めた頃、よく、「こぼり」という名前を耳にしました。そして、必ず、「あなたはこぼりとはずいぶん違う」とか言われて(_・。)

この「メナム」とはタイ語で「川」のこと。つまりチャオ・プラヤ川のことなのですけど、この写真見ていたら、ついつい「メナムの残照」の話を思い出しました(苦笑)

 

 

涙が出るくらいに美しい建物ですね。人の願いと祈りを天まで届けてくれそうな気がします。

 

最近、筋肉痛がひどくて、ついつい弱気になりがちなのですけど、こんなときには本当にタイに行きたくなるのです()