先々週に改正工程まで進めていた刀があるのですが、
時間が出来たので名倉でも始めようかなと思ったら錆が出ているではありませんか・・・
仕方ないので、また改正工程からやり直しです。
湿度が高いので仕方ないと言えば、そうなのですが・・・
灰汁水だけでなく油も塗っておけばよかったな・・・と反省です。
改正工程からやり直してから、研ぎ舟を掃除しました。
次回は名倉を予定しているのですが、研ぎ舟が前工程の砥石のカスで汚れたままだと、それが悪さをしてヒケが入ってしまう事があります。
そのため、整形研磨と改正砥石の工程が終わったら研ぎ船を掃除するようにしています。
さて、保存の9月審査までに間に合うのかな・・・・
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陸軍受命刀工の丹羽兼久の刀です。
軍刀としては少し長めで、68cmもあります。
古研磨ですが、まだキレイなので、少し使用してから研磨に出すと良いかも知れません。