先月、商社に注文した汎用柄がやっと納品されました。

 

そのため、コレクションの群水刀の外装がやっと作れます。

 

 

群水刀とは、 群馬水電という電力会社の作った刀です。

群馬水電は製鉄所を持っており、自社で発電した電気を使って電解精錬した鋼を作成していました。

 

 

 

この鉄がなかなか良かったらしく、随分と切味が良かったそうです。

 

 

 

 

 

刀身を見てみると、スノベではなく本鍛錬のようです。

 

鍛え瑕が出ている訳では無いのですが、月山や波平のような綾杉っぽい肌が出ています。

 

 

どうも、群水には本鍛錬とスノベの二種類の刀があるようなのですが、これは群水鋼の卸金なのでしょう。

 

この綾杉っぽい肌って、新々刀から続く前橋の一貫斉一門が得意とする肌ですね。

 

 

群水刀といえば、数多くの一貫斉一門が専属刀工になっているので、この兼国氏もその一門なのでしょうか?

※専属刀工で有名な今井兼継、塚越継延は一貫齋繁継の弟子です

 

 

 

 

 

群水刀、特殊鋼刀、以安来鋼刀は持っているので、あとは辰武刀と、満鉄刀、95式があればフルコンプリートなのですが・・・
 

 

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委託品の孫六兼元です。

 

なんと刀身重量1kg超えの剛刀です

 

委託品なので安くはなりませんが、それでも安いと思います