当店、柄は居合用の規格品を使用しています。

 

 

規格品は製品間誤差が少ないために強度が担保されていて、品質も安定しています。

 

 

そのため、当店では基本的に「規格品」しか扱いません。

 

 

ハンドメイドの場合は出来、不出来で製品間誤差が出るので、やはり使うにあたっては工業製品の方に軍配が上がります。

 

 

 

 

 

規格品の汎用柄の目釘穴を開ける技術を持っていないお店は

 

「柄糸を逃すために目釘が斜めになるので強度が不安」

 

なんて事もいいますが、ツールを使うと「目釘穴の垂直開け」も簡単です。

 

 

 

この穴の先に柄糸があるのが見えると思いますが、柄糸を避けなくても目釘穴の垂直開けが出来ていますよね。

 

 

穴は5mmのドリルで開けています。

 

無理に穴を大きくすると、柄材に負担がかかるので5mmドリルで開けています。

 

ちなみに、5mmのドリルを使用した場合は穴径はだいたい5.5mmになります。

 

 

当店では、そこに6mmの真竹を圧入します。

 

汎用の規格柄なので、目釘を圧入しても強度的な問題はありません。

 

 

 

 

一昔前、日本人は手が小さかったのか、柄は小ぶりでした。

 

最近は、日本人の手も大きくなったため、居合用の規格柄は太くなりました。

 

細身の古い柄の柄糸だけを巻きなおして販売している店も多いですが、強度を考えるなら現代の8.5寸規格のものが一番ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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陸軍受命刀工の天池正恒の刀です。

 

刀身の状態も良く、鑑賞にも良さそうです。

 

 

この刀は外装新品で165,000円です。

 

見るに良し、斬るに良しです