America and Belgium time ..+'..+* -2ページ目

America and Belgium time ..+'..+*

2015年~17年はベルギー日記
2017年8月からアメリカへ!!

ウォーキングデッドのせいで、ちょっと尻切れトンボ状態になっていたガラパゴス旅行記ですが、ドラマも落ち着いたので(笑)、忘れないうちに書いておこうと思います。ガラパゴスが最も暑い3月に行ったせいで、すごい日焼けをしてしまい、2週間経った今でも皮膚が剥けてガラパゴスは猛暑だったなぁと思いだします。いつがベストシーズンか、それはガラパゴスで何をしたいかによりますが、自分にとってのベストシーズンがあったところで、ちょうどその時に行けるとは限りません。よって行ける時に行ってそれを楽しむしかありません。最も暑い3月に、赤道直下の国に行ったのはチャレンジングでしたが、3月は色とりどりの花々が咲き乱れ、海水も丁度よい温度で、雨も一度も降らず(ガイドブックには雨季と書いてありましたが、ガラパゴスは3月は雨は降りません)、暑い楽しい思い出が出来ました。

 

先に食事について書いてしまいましたが、ガラパゴスといったら何といっても動物!ユニークな動物たちを見に来たと言っても過言ではない。

ガラパゴスの面白いところは、動物と人間の距離が非常に近いということ。一応、動物との距離は2mを保って下さいというルールはあるのだけれど、イグアナやアシカなんてそこら中にいるから、気付いたらすぐ側に、なんてこともしょっちゅう。ガラパゴスでは人間が動物を捕獲したりしないから、動物たちも安心しきって全く人間を恐れません。そもそもこの島には人間の居住区は島の3%しかないし、独特な生態系を持っているので、既存の動物たちがとてものびのびと、悠々と暮らしているのです。ガラパゴスの生態ピラミッドにおいて一番頂点にいるのは猛禽類。ライオンなどの強そうな肉食哺乳類が存在しないことも、ユニークな生態系を作った要因とも言えます。ガラパゴスといったらダーウィンが有名ですが、彼が初めてガラパゴスに来て驚いたのは、鳥が逃げないということだったそう。簡単に素手で捕まえられそうなくらい逃げなかったので驚いたという記述を見ました。私たちにとってもですが、ダーウィンにとっても普通鳥は近づいたら逃げるものだったからです。ちなみにダーウィン1835年にガラパゴス諸島にやってきて、島によって、キツツキのくちばしの形が違うことから進化論に基づく着想を得たそうです。

 

ガラパゴスには123の島があり、今のところ入島できるのは19の島のみ。私たちは、3つの島に行きましたが、その島でも見かけたのは、アシカと海イグアナ。とくにアシカなんてベンチの上で寝ていたり、魚市場に残り物をもらいに来たりと人間との距離が非常に近いです。

海イグアナはガラパゴスにのみ存在する独自の進化を遂げたイグアナ。通常イグアナは陸に住み植物を食べますが、海イグアナの主食は海藻。よって、手足や尾ひれは泳ぐのに適した形になっており、スイスイと器用に泳ぐことが出来ます。海イグアナは泳げるように進化したものの、変温動物なので水に浸かっていたら体温が低下してしまい体を温める必要があります。そんな冷えた体を温めるべく、至る所で日向ぼっこしている海イグアナたちにはとっても癒されました。

<プエルトアヨラの港にて。アシカがベンチで寝ています>

 

<プエルトアヨラの魚市場にて。おこぼれを貰おうと、アシカとペリカンが並んでいます>

 

<四肢をだらりと広げて、とてもリラックスした様子で寝ている海イグアナ>

 

<泳ぎから帰ってきて砂浜で寝ている海イグアナたち>

 

<気持ちよさそうに日向ぼっこする海イグアナ>

 

私たちはサンタクルス島を拠点にしましたが、アシカと海イグアナ以外の動物を見たい場合は、別の島に行く必要があります。他の動物言ってもそんなにたくさんいませんが、陸イグアナとアオアシカツオドリでしょうか。アオアシカツオドリは、青い足を踏みながら求愛のダンスを踊る様子がとってもキュートで、そのルックスと動きから島一番の人気者になっています(お土産屋さんでのグッズ販売量も堂々の1位、夫もTシャツをゲット)。私たちはイサベラ島でアオアシカツオドリを、プラサスール島で陸イグアナを見ました。

<サボテンの木の下で実が落ちてくるのを待つ陸イグアナ。彼らの主食はサボテンの実で、日陰を好みます。>

 

<アオアシカツオドリ。アカアシカツオドリというのもいます>

 

基本的に他の島に行くには日帰りまたは1,2泊のツアーで行きます。観光が島のメイン産業であるガラパゴスには、町の中心地の大部分が旅行代理店やホテルで占められています。とにかく多いから競争も激しく、一度入るとなかなか離してくれません。より多くの情報を得るため、スペイン語で対応してもらったのですが、面白いことにスペイン語が分からない夫が側で聞いているだけで、ここは良さそうだ、とかこの人は信用出来ないとかが分かったとのこと。実際、いい代理店と悪い代理店の差が激しかったので、何件か回って、人柄を見極めて予約することが重要です。

あと、ガラパゴスに来てから知ったのですが、ツアーには必ずと言っていいほどシュノーケリングが含まれています。私はあまり泳ぎには興味がないので、これにはちょっとがっかりでした。島によって特性が違うから、その特性を活かしたツアー作りをすればいいと思うんだけど。ガラパゴスに来る人は珍しい動物や鳥を見にくる人が多いと思うんだけどなぁ。もちろん暑い日差しの中、海に潜って珍しい魚たちと至近距離で泳ぐのは楽しかったですが。ちなみにどの島にもフェリーで行きますが(島によりますが、片道1時間~3時間かかる)、フェリーによってはものすごい揺れが激しくて、それはもう経験したことのない地獄のようでした。イサベラ島へのフェリーはとにかく揺れて、揺れて、酔い止めを飲みひたすら耐えた2時間でした。人生史上、一番きつい乗り物だったかも。2回目はそれに懲りて、プラサスール島へは揺れない船(値段とスピードが全然違う…)を予約しましたが、こちらは非常に快適で船内で食事もできたほどでした。とにかくガラパゴスに行く方は酔い止め薬は必須です。

 

<一番気に入ったプラサスール島。サボテンの木と陸イグアナ、アシカのコロニーが見れます。このサボテンはガラパゴスで独自に進化したもの。亀やイグアナに食べられないよう、上に上に伸び、木になりました>

 

<気持ちよさそうに水浴するガラパゴスゾウガメ>

 

<とにかくでかい!400キロほどあります。のしのしと歩く姿は迫力満点でした>

 

約1週間、私たちにしては珍しく比較的のんびり過ごしたガラパゴスでしたが、飽きもせず、毎日いろんな動物の写真を撮ったり、美味しいご飯を食べたり、トロピカルフルーツのアイスクリームを食べたり、涼しくなった夜道を散歩したりと、とても素敵な一夏の思い出が出来ました。

実は行くまでそんなに興味がなかったのですが、ガラパゴスを旅行先に選んでくれた夫に感謝です。さて、次はどこに行こう!?

 

 

 

最近ブログの更新が滞っていますが、それはアメリカのテレビドラマを見始めたせい…!Walking Dead(ウォーキングデッド)と言うゾンビ物のドラマなんですが、これが面白くて。アメリカでも大人気でみんなが見ていると言っても過言ではないくらい。

ざっくり言うと、ゾンビがはびこる終焉の世界を描いたサバイバルドラマなのですが、ただのゾンビ映画と思うなかれ、濃ーい人間模様もしっかり描かれていて、毎回手に汗握る展開です。登場人物がみんな親しみやすく、私たちみたいに不完全な人間で感情移入してしまうところもポイント。私は大好きなキャラができてその人が死んだときなんて、しばらく再起不能になってしまいました。

 

 

物語は私の住むアトランタから始まり、それが見ようと思ったきっかけ。1,2話だけ軽く見るつもりだったのがまさかこんなに見てしまうとは。

そう、アメリカのドラマは、日本のドラマとだいぶ違ってとても長いんです。日本のドラマは1話50分のものが11回〜12回あって終わりますが、アメリカのドラマは1話約45~50分のエピソードが16回ほどあり、これが一つのシーズンとなります。そのシーズンが大体8個ぐらいある。よってトータル約130話、80時間以上の長丁場なのです。毎日3時間見たとしても1ヶ月くらいかかっちゃいます。

困ったことにこれがもう見出したら止まらない。アメリカのドラマって本当にすごいなと思います。予算のかけ方も凄いし、セットなんて本当に豪華で一体どれくらいお金がかかってるんだろうと見ながらただただ驚愕してしまいます。もう中毒のように次のエピソードが見たくなって、ひどい時は1日10時間以上も見てしまいました。次のエピソードが気になるというのは作りもいいということ。だってしょうもないドラマだったら先は気になりませんし。(ちなみに村上春樹もアメリカのドラマが見だしたら止まらないから困ると言っていました。彼も見ているのか!と嬉しくなった次第)

 

<ウォーキングデッドのシーズン1のジャケット。後ろに見える高層ビル群はアトランタのダウンタウン!>

 

ちなみにアメリカのドラマはどのくらいお金をかけているんだろうと気になって調べてみたところ、だいたい1話あたり、平均2,3億円かけているそう(日本はその10分の1)。一番高額だったのが、「LOST」というドラマで、これはシーズン1の1話の予算は10億円だったとか。こんなのが100話以上続いたらすごいことになりますね。ウォーキングデッドはセットや特殊メイクが超本格的なので、そっちにお金がかかっているかと思いきや、アメリカのドラマの予算のほとんどは俳優陣に支払われるギャラだそう。最近は映画俳優とドラマ俳優の垣根も少しずつなくなり、ドラマと映画で行き来しているようです。私は俳優さんに疎いのであまり分からないんですが。

 

ウォーキングデッドのシーズン7のエピソード1の視聴率はとんでもない数字で、アメリカ国内だけで1700万人。日本を含む世界中で大ヒットしているので、世界全体の数字を含めたら軽く1億人はいくと思います。アメリカ人や外国人の友達と話していても殆どの人がウォーキングデッドを見ていて驚きます。私もその仲間入りが出来てちょっと嬉しかったり。

アメリカで、カウチポテトしながらアメリカのテレビドラマを見まくるという、ちょっとやって見たかったことをクリアしました。こんなことしてたら太っちゃいそう…

 

それにしてもアメリカのドラマってゾンビやら、マフィアやら、生き残りをかけた戦いやら、何か、いかにもアメリカっていうのばっかりです。ヨーロッパのドラマだとこういう感じじゃないんだろうなぁ。ちなみに南米のテレビドラマは狭い世界(家族や友人)の中でのドロドロ恋愛劇や家族愛の話ばかり(テイストはちょっとおバカな感じのが多くてこちらも楽しく、ベネズエラのドラマなんて世界的に大ヒットしました)。こういう風に地域色が出るのも楽しいですね。

次はまたまた世界的大ヒットのゲーム・オブ・スローンを見ようか悩み中です。

(一度見始めたら1か月くらいテレビにかじりついてしまうから、重大な選択です)

 

 

エクアドルから帰ってきて、新しい学校に行き始めました。以前紹介したジョージア工科大学ではなく、今回は英語の先生養成学校の生徒による授業を1ヶ月間無料で受講します。向こうは教える練習がしたい、こっちは安く勉強したいということでお互いのニーズが合致ということです。

ほんとはジョージア工科大学の英語コースがいいんですが、何しろ高い!1回50分の授業を毎日×8週間で約600ドル。2コマ取ったら1200ドルだしこんなのを続けてたら破産しちゃいます。ということで別の可能性も模索せねばいけない訳です。

ジョージア工科大学の他にもいくつか大学や、語学学校はあるのですが、どこも一律に高いです。ベルギーにいた時は国の援助のおかげでとても安く勉強出来ました。1時間あたりの金額はアメリカの10分の1ほど。こんな状況だからかアメリカでは安く英語学習ができる非公式な場所が多くあるんだと思います。ヨーロッパは学校が格安だから非公式な場所は不要。

アメリカの教会では、英語が苦手な外国人のためにボランティアの人たちが無料で英語を教えてくれます。先生の資格のない人が教える訳だから学校とは全然質は違うけど、タダなので何も言えません。もちろん彼らの最終的な目標はキリスト教の教えを普及することだと思いますが、それはさておき、とにかく有り難いです。ベルギーでは教会の無料語学教室なんていうのはなかったから、アメリカはこういうところでバランスを取れているんだなぁと思います。

ただ、アメリカのように二極化すると(高すぎる学校と無料の教会)、お金を払える人たちと払えない人たちできっぱり別れちゃうので、やっぱり学校の授業料を下げて最初から万人が行けるようになればいいのになぁと思います。


ちなみに、先週から通い始めたのは「Free English classes in Atlanta」というコースで、Meetupというアプリで知ったものです。元々は友人の紹介で存在を知りましたが、このアプリ、同じ目的を持った人たちをつなぐ出会いの場のアプリ。例えばジャズが好きだったら一緒にジャズを聴きましょうというイベントを立ち上げたり、またはフランス語を勉強してたら、一緒に勉強しましょうだったり。

このクラス、無料にしては教え方も学校のようにちゃんとしているしとてもオススメです。学校は高いし、教会は勧誘チックになっちゃうから、こういうのも上手く活用して英語の勉強を続けられたらと思います。


<これが「Meetup」のアプリです>


1週間もガラパコスにいたので、沢山食事する機会がありました。私は地元のものは何でもチャレンジしたいので、かなり色々と試したと思います。おそらく一通り全部食べたんじゃないかな。

 

一番の名物料理

最初は勝手が分からないので、旅行客用のレストランで名物料理を一通りチェック。物価はちょっと高めで、ワンプレート15〜20ドルほど(ちなみにエクアドルの自国通貨は廃止され現在はドルが使われています)。バナナのフライ、ご飯、野菜、メインが乗ってます。一番メジャーなメイン料理は魚や肉のココナッツ煮。スペイン語でencocadoと言います。ものすごく豊富にココナッツがあるので(島は椰子の木だらけ)、この料理法が定着したんだと思います。ココナッツ好きな私としてはとても気に入りましたが、さすがに3回目くらいで飽きました。

 

<これがココナッツ味の魚の煮込み>

 

新鮮な魚介類

島らしく魚も豊富。夜にはプエルトアヨラの街に屋台が出現し、その日捕れた新鮮な魚を軒下に並べて、店員さんたちが一生懸命客引をしています。店によってちょっとずつ魚の種類や、価格、調理法が違うので質問しつつ値段交渉をして決めていきます。どの店にも必ずあるのがBrujoという出目金の赤い魚と、Langostaというしゃこのような甲殻類。どちらも1匹を二人で分けてお腹いっぱいになるくらいほどのビッグサイズ。1回目は一番メジャーなBrujoをホイル焼きで。鯛のような味であっさりしてとても美味しかった!お腹がはち切れそうなくらい大きな魚で二人で20ドル(ご飯、サラダ、付き)でした。2回目は、しゃこのグリルとカツオのような大きな魚。この魚は半分をフライに、もう半分をバジルとニンニクのソテーにしてもらいました。両方とも文句なしの美味しさで、二人で35ドル(ご飯、サラダ、バナナフライ付き)。

 

<夜の屋台の様子>

 

<一番メジャーな赤い魚。目が出てたので深海魚でしょうか?両手を広げても収まり切れないサイズでした>

 

<しゃこのような甲殻類のグリル>

 

 

エキゾチックフルーツ

とても暑いので、しょっちゅうアイススタンドやジューススタンドにお世話になりました。メニューは南国らしく、食べたことのない珍しいフルーツの味がたくさん!普段は糖質制限してるので食べませんが旅行中は別!中南米の国々にはたくさん行ったことがあるので、大体のフルーツは知っていたつもりですが、今回新しいものに出会ったのでいくつか紹介しておこうと思います。メニューには初めて見る名前のフルーツばかりでワクワクしました。ジュースやアイスの写真では分かりにくいので、ネットから拝借した写真を載せておきます。

 

タマリロ(スペイン語:Arbol de Tomate(トマトの木という意味)

これが今回の旅で一番気に入ったフルーツ。スペイン語の名前の通り、見た目はちょっとトマトに似ていますが、味はパッションフルーツとイチゴを混ぜたような感じ。ナス科の植物でトマトの近縁だとか。八百屋にも売ってありました。ナス科の植物です。

 

 

・ナランジラ(スペイン語:Naranjilla)

名前はスペイン語のオレンジ(Naranja)に似ていることから、ちょっとオレンジぽいと思いきや、見た目はオレンジ色のミニトマトのようで、味はオレンジ、バナナ、キウイを混ぜたような味。これもかなりメジャーでエクアドルのどこにでもありました。こちらもナス科の植物です。

 

・タマリンド(スペイン語:Tamarindo)

こちらはマメ科の植物です。ガラパゴス中でカラフルな花が満開でとてもキレイでした。よく見ると大きな豆のさやがぶら下がっています。この豆と豆の間の部分を食べるよう。こちらはメキシコでもメジャーな味で、キャンディなどのフレーバーにもよく使われているので知っていたのですが、こんなにも満開の花を見るのは初めてでした。味はちょっと酸味があって杏のような感じです。

 
 
超ローカルフード!

だいぶ慣れてきたら肝も据わってきて、地元の人に安い食堂を聞いたりして、格安で食べれるようになりました(スープ、メイン、ドリンクで4~5ドル)。地元の人が行く食堂はホテルや旅行代理店が密集する観光地からちょっと離れていて、地元の生活を垣間見れて、ほっとできる瞬間でもありました。定食の定番は、ライスに鶏肉やカジキマグロのソテーなどがついたものです。

 

<食堂での夕ご飯、カジキマグロソテー。美味しかった!>

 

その中でひときわ目を引くものがありました。見た目は一回り大きい丸いおにぎり。巨大なコロッケのようにも見えます。何だろうと興味津々で聞いてみたところ、「Bolon」という朝ごはんの定番なんだとか。観光客が行くレストランには置いていないので、屋台で2つ注文してみました。

見た目も味もジャガイモのようなのですが、実はこれ、バナナ(甘くない緑のバナナでプラタノという)なんです。そのバナナを潰して、中にチチャロンという豚の皮を揚げたものを入れたバージョンと、シュレッダーチーズが入っているものがあります。見た目も味もとっても独特。

 

 

<手前がチーズ、奥が豚の皮。しょっぱいコロッケの中身のような味だけど、独特すぎてちょっと苦手でした…。でもこれが朝ごはんの定番>

 

 

最後に面白かったのが、エクアドルではポップコーンをスープなどに浸して食べること。最初はポップコーンが出てきて、え?お通し?と思いましたが、汁につけてふやかして食べるそう。ふやかすと、もはやこれがポップコーンだったなんて気付きません。スープにクルトンを入れるような感覚でしょうか?

<地元の定食屋にて、セビーチェ(魚介のマリネ)とポップコーン>

 

 

色んなものを食べつくした10日間。今まで知らなかった何かを知るって、自分の常識の枠をぐいぐい広げている感じがしてとても楽しいです。

ココナッツの料理は家でも挑戦してみようかな。

 

 

夫の大学の春休みを利用して、10日間のエクアドル旅行に行ってきました。目的はガラパコス諸島。

エクアドルの首都キトまではアトランタから5時間。いつものデルタ航空で直行便です。アトランタがデルタ城下町で良かった…。デルタ便は日本映画も豊富で(20本くらいある)フライトもあっという間です。

キトには夜中に到着。標高が高いので赤道直下と言えども結構寒い。エクアドルは場所によって大きく気候が異なり、4つの気候帯に分けられます。キトのように涼しければ、第一の都市グアヤキルのように蒸し暑かったりするので、同じエクアドル人と言ってもだいぶ性質が異なりそう。

キトではあまりすることがないので、私たちは1泊したらすぐガラパコスへ。キトからガラパコスへは多くの場合グアヤキルを経由します。グアヤキルでのストップを24時間など長時間のフライトにすると、一旦空港から外に出て、ガラパコスへのフライトの途中でグアヤキル観光も出来ちゃうという美味しい行程に。

グアヤキルは治安はあまり良くないのですが、カラフルな家が建ち並ぶラス・ペーニャス地区や、エクアドルの民芸品を売る市場、イグアナがうじゃうじゃいるイグアナ公園などなかなか見所があります。

ラス・ペーニャス地区では444段ある階段を大粒の汗をかきながら登りました。踊り場毎に警官が立っていて、あぁここは治安が悪いんだったと思い出します。政府が国を挙げて治安対策に乗り出しているそう。

<ここがラス・ペーニャス地区>

 

民芸市場では小さなカゴを購入。このカゴはバナナの葉の繊維などで作られたエクアドル海岸地方の特産品だそうで、沢山のバリエーションが売られていました。グアテマラほどのときめきはなかったものの、やっぱり中南米の民芸品は可愛いです。エクアドルはアンデス系の民芸品が多くてアルパカの毛で作られたショールやセーターなども多かったです。ただ、グアヤキルだと暑すぎて全く買う気にならないのですが。。

 

<購入した小さなかご>

 

一番楽しかったのがイグアナ公園。グリーンイグアナがものすごく沢山います。人間がみんなイグアナに優しいからか、イグアナも安心しきって道の真ん中を堂々と歩いたり、ベンチで昼寝したりしています。夜にイグアナ公園に行ってみたら、なんとあんなに沢山いたイグアナが殆どいません。不思議に思って警備員さんに聞いてみると、イグアナは木の上で寝ているとのこと。言われてみて見上げてみると、まるでイグアナのなる木!一つの木に何匹ものイグアナが寝ていて、とてもシュールな光景でした。

ちなみにこのグリーンイグアナは、中南米に生息するとてもポピュラーなイグアナで、バハマ、コスタリカ、グアテマラでも同じイグアナを沢山見ました。

 

 

<昼間のイグアナ公園。沢山イグアナがいます>

 

 

<夜のイグアナ公園。みんなぐっすりと木の上で寝ています>

 

 

24時間のグアヤキルでの乗り継ぎ時間を終えて次は最大の目的、ガラパコス諸島へ。空港では入島税やら何やらを払って(1人120ドルで長い列を並ぶ。絶対もっと効率的に出来ると思うんだけど。ぶつぶつ)、厳し目の荷物検査をします。荷物検査では野菜や果物、その種などを持っていないかチェックされ、チェック後にも変なものを入れないよう、荷物に結束バンドで封をされます。外来種によって、ガラパコスの生態系を崩さないようにしているんですね。

グアヤキルからは1時間弱でガラパコス諸島に到着。ガラパゴス諸島は約19の島からなり、空港があるのは、バルトラ島とサンクリストバル島(私たちはバルトラ島へ)。降りたった瞬間、ギラギラの太陽と青い空、そしてむっと、暑く湿った空気に包まれます。

さて、これから1週間のガラパコス滞在スタートです。