チャオー
帰国した翌日から、元気いっぱい働いております。
音楽教室の全く響かないレッスン室でリコーダーを吹いた瞬間、
まだ教会の残響を身に纏っていることに気がつきました。
自分の音が全く違います。
いつまでもつかな、この感覚。
保存しておきたいです。
さて、ミサのことを書きます。
カトリックとしては、今週の主日が「世界病者の祭日」ということで、
バチカンでも病者と病者のケアにあたる方々に祈りが捧げられたそうです。
私は出発前にこのことを知って、自分の演奏を捧げたい人がいました。
しかし、私がイタリアに着いた翌日に昇天され、
間に合わなかった…。
いつも笑顔で、いつも大きな声で、素敵な方でした。
そして、時々思い出すこの時の
「人生で、あと何回こういう幸せな食事を出来るかな〜
なんて考えるんだよ」のお言葉。
楽しい時間をありがとうございました。
ミサでの奏楽は「世界病者の祭日」に合わせて、
なるべく明るい曲を!と神父様からリクエストされており、
私が提案する曲は、ことごとく(言い過ぎか⁈)
オルガニストに「暗い!」と却下されました。笑。
最終的にファン=エイクと、シュテープス、そして、シュテープスの編曲したファン=エイクを演奏しました。