昨日、ドイツから帰ってきました。
街中どこもかしこも、イースターの雰囲気に満ちていて、楽しく華やかでした。
日本のクリスマス商戦のように、イースター商戦があるようで、
ショッピングアーケードや店頭・店内が色とりどりの
イースターエッグとうさぎで飾られていました。
私たちは最初、西ドイツのツェレという街に向かいました。
ミュンヘン空港で乗り継ぎをし、ハノーファー空港で降りたら、バスで北上すること30分強。
ホテルに着いたのは、自宅を出てから22時間後という長旅でした。
長野からの方々は+3時間くらいでしょうか・・・!?
ツェレは、木組みの特長ある建物がどこまでも続き、
まるで映画のセットの中にいるような感じでした。
1500年代、1600年代の建物が、現在もお店やホテルとして使われています。
建物の1階よりも2階、2階よりも3階が出っ張っているのは、
敷地面積で税金が決まるゆえの対策なんだそうです。
さて、この遠い街までわざわざ足を延ばしたのは、
ここにリコーダーメーカーとして有名なメック社があるからです。
一本の木から、リコーダーが出来上がるまでの課程を
間近で、じっくりと見学させて頂いただけでなく、
実際に体験させてもらえました。
指孔を空けたり、ラビュームを削ったり、メーカースタンプを押したりするのは、
すべて機械なので、ボタンを押すだけ。
ツアー参加者最年少の7歳の男の子の出番です。
最後に、整音や細かい仕上げは、人の手で・・・。
職人さんたちは、皆、あたたかくフレンドリーで、いい会社なだと思いました。
そして、出来上がったリコーダーはプレゼントしてくれました!