人ってがんばってもできないものってあります。


私だったら
・連続逆上がり
・タケウマ
・さかだち
・アクセスというソフト
・ホームページのプログラム

 


上のものはなんとかしようと
頑張ったけど、あきらめたもの。
ちょっと手を付けてやめてしまったものなら
数え切れません。

始めから無理だと手を着けていないものもあります。
・バク転
・大工仕事
・楽器

少し手を伸ばしたらできそうなものには
チャレンジするのですが、
あまりも遠そうなものには
なかなか手を伸ばさないものですね。

よく脇役に出てくる女優さんには
もしかしたら次の人生にはなれるかもしれないけど
米倉涼子には1000回生まれ変わっても
なれない予測が、予言師でなくても建てられます。


ではもう少しで手が届きそうなものはどうでしょうか。
・仕事がサクっと終わる
・約束より10分前に着く
・締め切り前に宿題を提出
 

私は完璧!という方を抜きにして
私を含め多くの人が
・いつかそういう人になれるかも
・○○を習得すればそうなれるかも
・子供もそういうふうに育てなくっちゃ
と思っているのではないでしょうか。

そして、そうなれない自分に
悩み、責め、反省し、改心、また失敗を
繰り返すのです。

しかし、それもまた自分だと考えたらどうでしょう。
悩まない人、失敗をしない人などいません。
あの「私失敗しないので」のドクターXもしかりです。
何もない人生だとしたら、
ロボットと同じなんです。


なんとなくうまく出来ることと
どうしても出来なかったこと
その他モロモロで人はできています。

ネットショッピングで買うものを選んでいる時が
むしろモノが家に届いた時より楽しいみたいに
「できないよー」
「また、やっちまったよー」
「ギリギリ!」
なんていう時が楽しいのかもしれません。


「実は望んだ人生は起こらない」という話を聞きました。
どうしても治らないものってあります。
治そうとする人生より、
そのままでなんとかする、
出来ない時間を楽しむ、
ギリギリのスリルを味わうのが自分らしさ。

何を望むかは人それぞれですが
今よりほんのちょっとプラスアルファを望む。
それが望んだ人生を歩める人のようです。
自分とはかけ離れた人物になりたいと思っている限り
望んだ人生はやってこないものなのです。

ほんの少し頑張った自分を認める。


ふりかえった時に
ああ、これは自分の望んだ人生だったと思えたら
それでいいと思いませんか?
 

本日もお読みいただきありがとうございました。