1999年から芦屋で
整体院を開院している
芦屋カイロプラクティックの中西です
赤ちゃんやワンちゃんの整体もしています
最近はたばこを吸われる方が
めっきり減りましたが
まだ吸い続けている方も
一定数いるのが現状ですね
喫煙が精神衛生上必要だと
いう意見や肺がんの原因では
ない等の意見を用いて
たばこをやめないでも良いと
いう理論を展開している方が
時々います
その点に関してはそういった
報告もあるようなので
異論はないですが
健康に対しての影響を
考えるとやはり止めた方が
良いと言えます
人間が元気に活動するために
必要な物は「エネルギー」
ですが、これは水・運動・グルコース
そして酸素が無いと作り出す事が
出来なくなります
極端に言うと生きている=
エネルギー(ATP)を
作り出していると考えても
良いと思います
このATPはエネルギー以外にも
色々と役割があります
例えば筋肉が収縮する時には
カルシウムイオンが筋肉の中に入り込み
弛緩するときはカルシウムイオンが
筋肉外に出て行きます
この筋肉を弛緩させる時に必要な
ものがATPというエネルギーで
これがないと筋肉が弛緩できなく
なります
この最たる物が「死後硬直」という
状態でATP(エネルギー)が無い
=死亡=筋肉が弛緩しないという
事になるのです
この大事なATPを作るのに必要な
要素の一つが「酸素」ですが
たばこなどを吸うと酸素不足を
引き起こします
身体の中に酸素を運搬するには
赤血球の中のヘモグロビンと
酸素が結合して体中に運ばれます
喫煙するとCO(一酸化炭素)が
発生しますが、これが酸素よりも
200倍ヘモグロビンと結合しやすい
ので酸素に代わりにCOが体中に
運ばれます
この状態は「酸素欠乏」なので
身体のエネルギーである
ATPの材料としての酸素も
足りずATPが不足して
身体の不調を引き起こします
そういった意味でも
喫煙は止められた方が
良いと患者さんに
お伝えしています