『今夜、すべてのBarで。』  Bar芦屋日記 -666ページ目

重大発表!!

雨日記☆


今夜、すべてのBarで。 


今日は雨☆


けっこう降ってますね。


だって台風上陸ですもんね。。。

そんな日でも、芦屋日記は勿論☆

で、みなさま。


雨の日の芦屋日記って素敵なんご存知ですかハート


カウンターの後ろがガラス張り。


その奥には緑が・・・

ちょっと幻想的な世界に浸ってみませんか?


たぶん、いや絶対明日も雨だろし☆

僕のソーダ割論

折角『今夜、すべてのBarで。』ってタイトルを付けてるので


真面目な事を書く事に。


こないだとはガラッと違いますが。。。


最近某目メーカーさんのお陰で『ハイボール』のオーダーが


多いことですし、僕のソーダ割論と言う事で。

CMの映像に氷が入っててホント良かった。。。

では。。。


まず、僕はウイスキーを冷凍庫に入れるの大嫌いデス。

「爽快な口当たりになる。」「すっきりして飲み安い」etc


色々な意見がありますが正直僕は嫌いです。


風味・味わい・香りともにある一定の温度を


下回るとグンと落ちませんか?

冷凍庫に入れる事を推奨するって、

「常温で飲んだら雑味があるので、冷やしてごまかして下さい。」

って言ってるのと同じでしょ。

僕はそんなお酒わざわざ飲みたいと思いません。


最近の流行の一つに「神戸ハイボール」。

キンキンに冷やしたグラスにキンキンのウィスキー。

そして氷を入れずにソーダUP!!で、香り付けのレモンピール。

これは、トリスなどのお酒をいかに美味しく飲むか考え抜かれた

素晴らしいカクテルだと思います。

でも、ウィスキーの美味しいソーダ割りは

「ハイボール」スタイルでは無いと僕は考えています。



余り冷えすぎていないグラスに適度の氷。

そして氷を伝わせながらウィスキーを。

で、ソーダを勢い良くUP。

ここで最近よく見られるのが、そ~っと注いだり、


ステアをさっとしかしないと

ソーダの臭さが残って気になって仕方ない!!

「炭酸抜けるんちゃう?」って思われるかも知れませんが、

ちゃんとしたやり方をすれば、バースプーンを


ガンガンに使っても炭酸は抜けません!!

ウィスキーとソーダを融合させる様、


バースプーンでしっかり湧かせてあげます。

で、お客様の前へ。。。

名前は「ソーダ割り」ですがウィスキーを


ソーダで割ると思って僕は創りません。

ウィスキーの芳醇な香り・旨味をソーダで優しく包み込む。

この気持ちで今までの何万杯を創ってきました。


そんな僕のオススメは「デュワーズ・ソーダ」。

優しさに包まれたソーダ割りは「最初の一杯」だけでは無く、

飲み続けても飽きない表情を見せます。

言うなれば『石田三成の心』ですね