桜谷山辺り9月5日 江若国境 / 木地山峠から桜谷山を経て与助谷山へ 晴 木地山峠から北へ、中央分水嶺の続きを行く。桜谷山から先、稜線は東へ方向を変えるが、ここからしばらく木立が途切れ、これから歩き継ぐ予定の分水嶺が手に取るように見渡せた。そこを過ぎても、鬱蒼とした森、というところはなく、疎な灌木帯の中に、ブナの大木が要所を引き締めるように現れる。これまで歩いた中央分水嶺にはなかった独特の景観だった。