岩の中の眼差し3月16日 大和 / 高取山から壺阪寺へ下る 羅漢岩 晴後曇 数百年の時を経た羅漢たちは、緩やかな風化の中にいる。ただの岩の凹凸と見えるものが、少し離れると、眼になり、鼻になり、口になる。ひとつの巨岩から無数の視線が放射され、そのどれもがどこか遠くを、それぞれ別の遠くを、見据えている。前回訪問した時の印象そのままだったので、その時のコメントを流用しました(※1、2)。