「毛穴、消えました。」62歳のリアルな話


50歳をすぎた頃、

鼻のまわりの毛穴が涙の形をしているのに気づき、

本当に泣きそうでした。


その毛穴をなんとかするために、

お金も時間もいっぱいかけました。


けれど効果は、ほんの一瞬。


そしてまた、違う“すごそうな商品”を探す——

そんな繰り返しでした。



「年齢には勝てない」

いつしかそう思うようになり、

心のどこかで諦めていました。


もっともっと高価な化粧品なら、

この悩みから解放されるのだろうか。


でも、どこかで気づいていたんです。

たぶん、それじゃない。



そしていま。

62歳の冬。


毛穴って、なくなるんだ。


もう、ほとんど気にならない。


え?なにこれ?

どうして?


——その答えのひとつを、今日は書きますね。



 毛穴は本来、開いたり閉じたりできる器官


季節や体調に合わせて、毛穴は本来、

開く

閉じる

調整する


という知性を持っています。


冬に身体が熱を逃がさないよう毛穴が閉じるのも、

自然な体の働きのひとつです。



 ではなぜ、毛穴が開きっぱなしになるのか?


理由はとてもシンプルです。


皮膚が「守らなきゃ」と感じると、毛穴は開く。


たとえば、

洗浄力の強いクレンジング

皮脂を奪うスキンケア

摩擦や刺激の多いケア

常在菌バランスの乱れ


これらが続くと、皮膚は不安になり、

呼吸するため・守るために毛穴を広げます。


つまり毛穴は、

「悪いもの」ではなく 皮膚の防衛反応。



 毛穴が閉じる肌とは?


毛穴が自然に閉じるのは、皮膚が安心し、

水分

皮脂

皮膚常在菌


この3つのバランスが取れているとき。


足りないものを与えるのではなく、

皮膚が自分で調整できる状態に戻すこと。


これが「私のアーユルヴェーダ的スキンケア」です。



 結論


毛穴は「開いているから問題」なのではなく、

開く必要があるから開いているだけ。


安心できる環境が整えば、

肌は自然と整い、毛穴は必要な形に戻ります。



🌿最後に一言


肌は育てるもの。整えるほど、本来の美しさに戻っていきます。