松本清張は最後に「朝鮮戦争」を書いている。日本の・・・というテーマから、違和感があるが、これまでの不可解な事件がすべてGHQがからんでいて、それがこの朝鮮戦争につながってくると考えざるをえなにのである。だから最後にまとめているのだ。

私は知らないことが多いので、38度線が出来たところから引用してみる。

1945年12月の米英ソ連のモスクワ会議の申し合わせ事項なのだそうだ。朝鮮における日本軍の隊解除、軍と財閥の設備の整理で、政治的、軍事的に引かれたもので、そこの民族の轢死、文化を考えない地理的な境界線であったのだ。

1950年6月25日の日曜の未明に北朝鮮が38度線を南に侵入してきた。その規模は正規軍4個師団、警察軍3旅団の7万の兵員と戦車70台を連ね4方面から侵入する北朝鮮やか軍は訓練され強かった。ソールまで南下する。

 

国連軍のインチョン港にから反攻。38度線声北に。予想に反し、忠告軍が参戦。最新の兵器は山岳地の戦いに向かず、敗退のほどの壮絶ものだった。

 

 

昭和51年6月にソ連の停戦案で停戦となるまで戦いは続いた。この戦争に動員された兵力は国連軍80万、米軍35万、韓国軍40万その他3万で、共産軍は中国 北朝鮮合わせて100万と云われている。近代戦歴史2つの大戦、普仏、日露、あさ鮮やかの5つつに入る。

 

さてGHQの当初の目標は日本を米国の利益の中の民主的な国にすることだった。それが昭和23年ころから変わっていくのである。極東の情勢の変化による。即ちソ連との冷戦激化、中国の共産革命の成就である。米国はソ連と中国の分断と反協対策をとるようになる。日本を反共の防波堤にすることだ。そのためには、日本国民を共産主義の怖さ、を絶えず認識させるようにしむけなけねばならない。その表れが、下山事件、三鷹事件、松川事件dで、の労働組合の共産思想にかぶれた先鋭分子がテロを行うかの恐怖心を植え付けさせた。松本清張は指摘するのだ。

 

GHQマッカーサー元帥はっそのために朝鮮戦争は必要で、にほんの再軍備かも視野にあったとおもわれるのだそうだ。

 

マッカーサーのと米国大統領トルーマンの考えがぶつかり、マッカーサーは解任され日本をさることになる。

 

 

当時、日本人はマッカーサーは絶対と思っており、なぜ解任されたか、本当のことは理解できていなかったようだ。

 

 

終戦の日に、戦後の日本になにが起きていたのか、少し分かったようなきがしたのです。

 

写真 昭和20年3月10日の東京大空襲の朝の焼け跡 米国機からの空中撮影。地名は私の知る範囲で挿入したものです。下町から港区までみわたせます。

 

 

この大空襲で本所駒形に住んでいた祖母を亡くした。合掌