妻は介護2であるが、短期の記憶に問題があるほかは健康である。
彼女が12日の夕方、少し散歩してくると云って家をでた。
夕食の時間になってももどって来ない。いつもなら長くても30分くらいで、「ただ今」と云って帰ってくる。それが7時過ぎても戻ってこない。
近くの娘の家に上がりこんでいるんだろうと思って、電話をしたが5時半頃立ち寄ったが家には上がっていないという。
すっかり暗くなってきている。いつもの散歩コースを探すが、見当たらない。
携帯に電話をしてみた。幸いにつながったが、どこにいるか分からないと云う。川の近くだ、信号が見える、自動車が通っていると彼女は云うが、そこがどこだか分からないという。
家の近くで該当するところは宮川だが、そこにはいない。
娘が警察に連絡した。
8時45分ごろパトカーが発見してくれた。なんと、JRと芦屋河が交差する大正橋の東詰めだそうだ。
家から歩きでは1時間はかかるだろう。暗い中、よく歩いたものだと、驚いた。
足か腰を痛めているようで、救急車を呼び、骨折だと推定され、そのまま病院へ運ばれた。
夙川の河口にある西宮回生病院である。もう10時は過ぎていたことだろう。内科の先生そして整形の院長先生が診断、検査していただき、「大腿部頚部骨折」と診断された。そのまま入院となった。
その間、娘と高三の孫娘が
付き添ってくれた。家にもどったのは12時を回っていた。
私の全くの想定外のことであった。そして多くの人の助けで、救われた。皆さんに有難うございます。また妻は発見されるまで不安だったこととかわいそうに思い、申し訳なく思たのです。ごめんなさい。もっと注意すべきだったと反省するばかりです。
写真は妻が不安な気持ちでいた大正橋あたりです。
このブログは編集中のまま、3週間たった。その間色々なことが起きた。今日30日ようやく投稿できる気持ちになったので。私の強い反省と沢山の人たちに心からの感謝の気持ちで投稿します。皆さん有難うございます。