石丸さんの山カフェの後半は、山岳写真家の「菊池哲男」さんを招いてでした。
菊池さんは白馬の山々を35年撮り続けておられる写真家です。わたしは菊池さんの写真集「白馬」を持っています。菊池さんのサイン入りです。
菊池さんはどんな思いで白馬を登り、写真を撮っておられるのか、楽しく聴き続けました。
菊池さんは1961年生まれですからもう還暦をむかえたそうです。
彼は白馬は「女王様」のような素敵な山で、と述べられた。すあんなに急峻な山がどうして女王なのかの問、次のように答えた。に長野県側は急峻な岩壁だが富山県側は緑の高原のようなやさしさを持っているからだと云うのです。納得です。
山の形がいい。花がいい。色が格別ふだ。
八方池からの白馬三山、栂池の自然園のミズバショウを前面にした白馬三山がいいと言われた。また白馬岳山頂の北の朝日岳の先は富山と新潟の境界の斜面一帯がお花畑で特にいいところだと云う。白馬を知り尽くした人だからこそのコメントだった。
私の撮った優しい白馬の写真と、高山植物の豊富な朝日岳の写真をのせます。2000年8月のものです。
白馬岳からの縦走路は富山県側のお花畑のなかにある。前方は白馬鑓ヶ岳の残雪です。のどかな光景です。
白馬岳山頂から朝日を浴びた朝日岳です。この先のお花畑がいいそうだが、わたしは行っていません。残念。
以上 これからも菊池さんがいい白馬の写真に期待したい。