小さな川B ２月９日 ⑶ 日常茶飯

香り、

前の月には確かに

乾いた空気に漂い

 

『小さな川B ２月９日 ⑵ ヒヨドリが食べた』

水辺に

白く並び、光り、

行く者の足を止めた。

そしてまた

この花も

またその大きさで

人を惹きつける。

水仙と違うのは

ひとり長く咲く事。

十年に一度しか

咲かないソテツの

水辺の日常に

溶け込む数ヶ月。

メモ

４月４日

散歩道では

フリージアを見るように。

多分、勝手に

誰かが植えたのだろう。

いい香りなんだよね。

早くに出た今朝は

雨のお陰か、 土から立ち昇る

水分との相乗効果もあってか

香った。

お世話する人は

しゃがんで顔を近づけるから

香りを１番楽しめる。