大きな川。
たとえばソメイヨシノは
東京都の標本木より少し
開花遅く
(これは枝垂れ桜、かな?)
心の中はその
言い訳の加勢。
川の上を吹き抜ける
風の量が小さな川より
多いから。
家のベランダに
あたる冬の風だって
あんなに冷たい。
けれど、ひとたび
春が来れば明るい
大きな川。
曇りや雨の増える
ソメイヨシノの頃
までは
太陽燦々
らんらんの
春駆ける。
と、今度は
自慢の加勢で。
桜が
大きく育っても
あなたなら、その
大きさなら
隈なく光届ける
足下の草花まで。ね。
(大きい水仙)
さて、既に
桜で満足の私
加えて、足下の
白、黄、大小の水仙
ユキヤナギ、で大満足。
(小さい水仙)
それから
3度目なんだよ。
次からは
緋寒桜、寒緋桜の
ネームプレート見れば
この花の姿が
鮮やかに浮かぶ。
流石に、です。
またすぐ
来るんだけど。
緘