図書館で借りた2冊。
作品はもちろん
セツさんの呟きが良かった
『 90歳セツの新聞ちぎり絵 』
木村セツ
お孫さんの言葉は
この本の存在を知った
ネットニュースで既に
読んでいたけど、
娘さんの言葉も
合わせて読めたから
セツさんの人生が
もう少し見えた。
新聞紙に刷られた写真の
質感や色合いは私も好きで
そういう部分でも
気になっていたセツさんの
楽しくて
明日に持ち越したくない時間。
それは1枚1枚の絵に濃密に
残る。選択の妙を繰り返して、
繰り返して夜を、朝を、
迎える。
炬燵が居場所でしょう。
きっと。
いい時間
なのだろうな。
偶然の一片から
必然を拾い上げる。
のよね。
そんな姿は
エリック・カールさんの
絵本の制作風景にも通ずるような。
子どもだろうが大人だろうが、
訓練されて身につけた
知識や技術は関係ない。
その分
精一杯歩いてきて
更に磨き上げたろう
感受性は存分に。
すごいな。
それから
こちらは今朝
表題作を読み終わったところ。