麻と薄手のウールなので
真冬よりも
今の時期くらいまでが
ジャストシーズン。
とは言いつつもこの色味だから
春に使うのは気持ちが要りますね。
でもそれは大丈夫。
私は好きな物や好きな事なら
それがたとえ人と違う選択でも
気にしないのです！
それともう１枚。
今年、自分に合った方法を
それぞれ見つけて作った
ストール２枚の写真を
昨日になってやっぱり
撮ってみました。
この余り布２枚が麻。
そしてこちらが着物を
解いた生地。ウール。
さらっとしています。
真冬のマフラーとしては
これ１枚では
風を通しすぎるかも・・・
という感じ。
それからもう１枚。
このグレーの布は
ワイドパンツを縫って、
上に着るリボンを通す
タンクトップも縫って。
（それからあずま袋も
いくつか縫いました。
一番気に入っている
生地かもしれません。）
その余り布を布幅を生かして
正方形に近く裁断。
切り口の横糸を地道に
引き抜いて作りました。
（この写真だと見えますけど
私はドキドキして一応、
ミシンのステッチを１本入れて
から横糸を抜きました。でも
そこまで到達せずに引き抜くの
やめちゃった。）
滑りのいい繊維の生地だと
どうかな？と思うけど
繊維が均一でない・・・
デコボコのある麻だからこそ。
いや。手ぬぐいと一緒ですね。
切りっぱなしで使っても
程よく糸が解けたところで
止まる。
洗っているうちに
解けた糸がいい感じに絡まって
それ以上は解けない。
これは昨日のお昼
軽やかにカレーを準備して
食べられた直後に
「ここにあのストールを巻いて
カレー屋さん風にしたら
良かった！」・・・と
自分のその時の格好
（エプロン、白いTシャツ、
薄いデニムのワイドパンツ）
に気づいて
遅れて巻いてみたのです。
で、その時ふと気づいた。
このTシャツは買ったものだけど
エプロンもワイドパンツも
ピアスも、そしてストールも
自分で作った物でした。
「衣・食・住」のうちの「衣」が
自分の手でどうにかするのは
一番遅くなりそうだと思ったのに
ふと気づいたらこんな風に
「ほぼ全身」なんて日も出てきた。
（簡単な事を選んでやっている。
ただ、それだけの事だけど、
それでも失敗はするし、
そこから勉強も出来ました。）
ストールにも使った
グレーの布で上下の服を作り
「２ピース」に。
だけどタンクトップの方
サイズ・・・合ってなかった。
ワイドパンツはSなのに
肩幅と胸郭が大きいので
Mにしちゃった。大き過ぎた。
もともとその色のストールが
欲しいと思っていたけれど、
タンクトップの胸元を
隠すためにも丁度いいから
エンジンがかかった。
ぶんぶん、ぶるるーん。
でも、その胸元隠しには
こちらの赤いのも良いな。
ともに、
古く古くなっても
繕ったり、
色あせしても何かに
作り直したり。
朽ちていく様が
また美しい素材だし
大切にしたら１００年単位で
使ってもいける。
そして
大好きな２色だから私自身が
飽きる事は無いと思うけど
引き継ぐ家族はいないから
ほどほどに朽ちて
いずれこの世から無くなった
としても・・・
それはそれで良いと思う。
（ ”カレーいかがですか？” ）