１２月３日（土）
暖かい１日。
きゅうな旅行の行き先は京都でした。
私のGoogleMAPで
⭐︎マークが多くなっていた白川通。
ここを北に向かって歩くために
初めて東山駅で下車しました。
早い時間の朝ごはんで、もうお腹ペコペコ。
駅近くのマルシン飯店の開店時間までまわりをお散歩。
大将軍神社。
街路樹もほとんど葉の散る中で、
待ってくれてありがとう。
餃子に天津飯、天津麺。
黄色い柔らか卵ののったお昼ご飯と、
家庭でお母さんがまっすぐ作るような餃子に、
窓から入る暖かい光。
壁に貼ってある相田みつをの『人の為と書いて・・・』の文が
しみるよ・・・。
白川通を北へ進むその前に、
人の暮らす町並みをながめながら、
南禅寺へむかいます。
インクラインを歩いたのは、前々回来た時？
その前？
それとももっとずっと前？
京都へは２人で何回来たかしら。
この先何回来れるかな。
まだ紅葉が見られるところはあるかしら？と事前に調べて。
南禅寺では少し残る赤い葉を目で追うように動く人の姿。
紅葉は終わりでも、
土曜日、
人はたくさん。
いつも、だんな君の写真はこちらに載せられないので、
慣れているつもりでも、
この日は
人の顔が写らないように撮るのが、ほんとうに大変でした。
人が多い時期には出かけないつもりでも、
気づけば京都に行く時はとくに人が多いだろう時期も多くて。
それは突然思いついてしまうから。
ほかに代わりがないものね。
少し残っている赤い葉を惜しむ心はみな同じ。
普段の旅行と比べて荷物のずっと少ないリュックを背負って
白川通を北へ向かってずっと歩きます。
⭐︎マークをつけたのは食べ物や飲み物（コーヒーなど）のお店も多くて、
お昼を食べ終えてしまった２人は外からちらっと見て、
「また来るね」の場所も多かったね。
３年前。
いいえ、
ほんとはもう１０年前くらい。
私は図らずも、４０歳をだいぶ前にして早々にひとつ大きな仕事を終えていて、
そしてそのあと、
ならばそれをひとつ成就させようと立ち上がって動いて
それがしっかり形になったのが３年前。
こうして、強く願ってもいなかったことがふと形になるような、
そんなことも人生には起こります。
荒ぶる人々の中ではしゃがんで交わして足元の自分の仕事を続けていれば、
そういうところにこそ、
ふりそそぐ光があるのを知りました。
ふいに手にした自由はさてどうしたものだろう？
自由は時に大きすぎて、とても不自由。
白川通の散歩の最後は詩仙堂。
座って庭を眺められる部屋にもこの日は人がたくさん。
太陽が傾き始めたこの時間までに、
裏や表、勝ち負けや感情の大きな起伏なく穏やかに、
でもくたくたになるまで歩き続けてきたら、
疲れた紅葉の全て落ちた庭の風景を前に
互いをいたわり場所をさりげなく譲りながらも
自分の体をいたわって静かに休む時を与えられます。
すごくたくさん人がいて、にぎやだとしてもへっちゃらよ。
私たちはちょっとだけ休めればいいの。
たまに目を閉じて、次の時を待っていたあの紫陽花のことを思い出そう。
こちらを出ても、時間はまだまだ。
ここまで巡った⭐︎たちのことも併せて、それはまた次の機会に。。。。