真っ赤を選ぶもよし。真っ青お選ぶもよし。赤と青の中間、紫を選ぶもよし。
どこにいてもいいんだ。
いろーんな色がある中で、混じりあう中で、真ん中が存在する。
そこは全部の色が混ざって特徴がない場所。
そこを選ぶ人がいてもいい。
だけれども、その平均値を選ぶ人が多すぎるように感じる。
平均値を選ぶ人が多いから、子ども達も平均値を選んでしまって、さらにその子ども達も……ってループしちゃっているような感じ。
平均値は特別じゃないのに。
平均値も、真っ赤や真っ青と一緒。
なのに、平均値ばかりが好まれる。
鮮烈な真っ赤を選ぼうもんなら、平均値にいるたくさんの人からのバッシング。
どの色も、平等なのに。
みんなが平均値の世界なんてつまらないよ?
端へ行くほど面白くなる。
端っこの真っ赤や真っ青の外側は、宇宙なのさ。
宇宙に近づくほど、面白いだろう?
人類は、先へ先へと進んできた。
月から火星へ。もっともっと先へ。
ワクワクが増えてきているだろう?
宇宙を目指すことは、不安ばかりさ。
知り得ないことがたくさんあるからね。
だけどだからこそ楽しいんだ。
ギリギリの場所にいるからワクワクできるんだ。
僕らはみんな、そうやって成長してきたはずだよ。
子どもの頃は何も知らなかっただろう?
だからチャレンジしたはずだ。
いろんなチャレンジをしたはずだ。
毎日毎日チャレンジしたはずだ。
ワクワクし続けていたはずだ。
大人になってからワクワクしないのは、チャレンジしなくなったからさ。
ワクワクするのは簡単さ。
宇宙に近い、ギリギリの場所にいればいい。
ではでは、アイラブユーぜよ!ζ( ̄l_ ̄ §ζ
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