高校生意見交換会

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◆26日まちなか交流プラザで高校生と議員との意見交換会が実施され、これは高校生の主権者意識の醸成を目的としたもので、市内3校から12名の高校生が出席しました。6グループに分け1グループ高校生2人、議員2~3人で、2回の意見交換をしました。高校生からは、JR便バス便とも便数が減り通学に不便、駅周辺を賑やかにしてほしい、おしゃれな店やカフェなど若者の店がほしい、石見神楽や観光をSNSで発信し人を呼び込む、外国人など外からの観光客に来てもらう、投票率が低いがしっかり情報提供してほしい、などの意見や要望などが出されました。

 

◆これらの意見や要望は高校生や若い人ならではで、しっかり受け止め、地域としてどうして行くのか大きな宿題をいただいたところです。ところで「主権者意識の醸成」と銘打ってありますが、高校生や若い人が市政や議会にモノ申す、市政に参画する、この仕組みを整えることが大切で、イベントに終わらせないようにしたいところです。市民と市政や議会との関係は、ともすれば立て前だけの議論、形をつくるだけのものになりがちです。市民から色眼鏡で見られることのないような、風通しの良い市政にし議会にする必要があります。

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◆浜田ことばを育てる親の会が結成50周年を迎え、このほど「五十年のあゆみ」が発行され(写真)、自身、記念誌に投稿させていただきましたのでその一部を紹介します。「・・・子どもは千差万別で多様性に富み、一人ひとりが課題を抱え、懸命に日々を送っています。子どもたちがどんな境遇にあるのか、学校や地域社会がどう見えているのか、家族や友だちなど人とうまくかかわれているのか、などよくよく見ていく必要があります。

 

◆自己の責任が強調され、核家族化が進み人間関係が希薄になり、「個」や「孤」が普通になり、人と交わること、人のお世話になること、持ちつ持たれつの関係などとは縁遠くなっています。何よりも子ども第一の社会とするため、家庭が、地域社会が、学校が果たす役割は大きく、大人も子どもと一緒に成長し、子どもを見つめ続けることが大切です。大人が横につながり、学校は地域社会とつながり、次代を担う子どもたちを宝として支えることに尽きます。・・・」

 

◆あゆみによると、昭和44年頃から、難聴学級開設の声があがり、子どもたちを支援する取り組み、関係機関への働きかけなどから、親の会が結成され「浜田ことばを育てる親の会」へとなったものです。どんな困難をかかえていても、その子どもが、その限りない成長を支える役割は、社会や地域にあり、それを前に進めるのは市民の温かい心と眼差しに尽きます。人口減少と少子化が続くいま、地域社会の将来を子ども一人ひとりに託し、そのバトンを引き継ぎたいと願うばかりです。

◆24日各紙の世論調査が報道されました。それによると日経新聞は、内閣を支持する35%、支持しない59%、産経新聞は内閣を支持する30%、支持しない63%、共同通信は内閣を支持する28%、支持しない59%となりました。先週は読売、朝日、毎日の世論調査が報道されましたが、うち読売経新聞は内閣を支持する31%、支持しない58%となっており、各紙を比べると日経新聞、産経新聞、読売新聞の世論調査が内閣を支持するが高く出ています。

 

◆一方、政党支持率は、日経新聞は自民32%、国民民主13%、立憲民主10%、産経新聞は自民21%、国民民主11%、立憲民主7%、共同通信は自民28%、国民民主13%、立憲民主11%などとなっており、自民と国民+立憲の差は、9ポイント~3ポイント自民が高くなっています。共同通信では参議院選比例代表投票先を、自民24%、国民民主13%、立憲民主13%とし国民+立憲が自民を上回っており、参議院での与野党逆転が現実味を帯びてきました。もっとも今の内閣支持率から参議院選前の政変も考えられます。

卒園式

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◆23日周布保育園の卒園式がありました。卒園児は1人ですが、「思い出のアルバム」、「みんな ありがとう」、「園歌」などしっかり歌い、卒園児のお礼のことばもきちんと話し参加者一同ジ~ンときました。卒園児1人で少子化の現実がここにあります。若い人が女性が地域社会の中心で活躍する仕組みをつくること、まさに大きな仕事が待っています。

青パトを機能させる

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◆21日周布地区の青パト講習会がありました。青パトは警察から認められ青色回転灯などを装備し各地域で見守りやパトロールなどについています。周布地区には17人の隊員と車両がありますが、高齢化などから7年度は13人に減るとのことです。青パトのほか学校の登下校見守り隊、高齢者の安否確認など地域で横につながり安全安心をつくる役が多くなっています。青パトも警察の枠を外し、市役所、学校関係、社会福祉組織や団体など地域全体で本物の連携をする、行政のたて割りを壊して、地域が横につながる仕組みが必要で、それらが横につながることで何倍にも効果が上がります。そのような発想が出ないものかと自問自答しています。

き乃はち KIJI 演奏

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◆20日美川まちづくりセンターで尺八三味線演奏会が開かれました。この演奏会は~国内外で活躍するプロの演奏をご堪能ください~と銘打って、尺八奏者の「き乃はち」さん、三味線奏者「KIJI(西はじめ)」さんのお二人による演奏で、尺八の透きとおるような音と響き、三味線のテンポのよい奏でで、参加者一同堪能しました。演奏会のあとは直会で、松 ずしに場所を移しての会で、お二方にもご参加いただき盛り上がった演奏会となりました。

春闘総決起集会

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◆19日連合主催の2025春季生活闘争勝利総決起集会が開かれました。昨年は5%の賃金引き上げを勝ち取り、今春闘は6%の賃金引き上げを目標に頑張っています。物価高が生活を直撃し生活者は厳しい生活を強いられており、何としても大幅な賃金引き上げを勝ち取らなければなりません。そして企業の規模間、地域間、男女間での賃金格差をなくすことも重要です。働く人の賃金がしっかり守られ、働く人、若い人が生活をつくる、そのことで地域は元気になります。このような働くこと、働く人が活躍できることこそが重要で、このことをみんなで確認し合う総決起集会となりました。

石見神楽伝承施設否決‼

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◆18日浜田市議会最終日で採決が行われました。浜田市は、三桜酒造跡地に郷土資料館・神楽伝承館、神楽ホール、にぎわい広場を整備する計画を提案しましたが、これを盛り込んだ予算案は10対9で否決されました。浜田市は、古代国府から近世浜田藩まで歴史に彩られた中核都市で、石見神楽は日本遺産に認定され観光客などから人気を博しており、これを生かした市の元気づくりを進めたいところです。今回の事態でこのことが前に進まないことが心配され、市政は市議会は、次の世代に何をどう伝えるか、市の元気づくりをどう進めるかが問われます。市政も市議会も、これからどう収束させ、次の歩みを姿を示す必要があります。

読売 朝日 毎日世論調査

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◆17日、14~16日の各紙世論調査が報道されました。それによると、読売は内閣を支持する31%、支持しない58%、朝日は内閣を支持する26%、支持しない59%、毎日は内閣を支持する23%、支持しない64%となり、いずれも先月に比べ大幅に支持率が下がり政権末期の様相です。これは10万円商品券問題がダメを押したようで、4月早々の内閣退陣が現実味を帯びてきました。政党支持率は読売は自民26%、国民民主12%、立憲民主6%、朝日は自民23%、国民民主11%、立憲民主7%、毎日は自19%、国民民主16%、立憲民主11%となりました。いずれも自民に国民民主・立憲民主が肉薄しており、このまま推移すると、東京都議会議員選挙、参議院選挙で激震が走る予感がします。

真弓定夫「蘇れ生命の力」

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◆16日石央文化ホールでドキュメンタリー映画「蘇れ生命の力」の上映会があり、これはコドモミライいわみ浜田が開催したものです。映画は、小児科医真弓定夫医師を取り上げたもので、院内にはクスリも注射もなく、代わりに、時間をかけて生活習慣のアドバイスするもので「病気を治しているのは 医者ではない 自然治癒力だ」との信念に基づき、こども患者や母親と接しアドバイスする様子、医療の現場などを取り上げていました。

 

◆「四里四方に病なし」のことわざも紹介され、これは自分の身の回りで取れる、食材を食べていれば病気知らずで健康でいられる、ということです。ロビーではオーガニックマルシェも開催され、多くの参加者が有機野菜や自然食品などを買い求めていました。何よりも健康第一、そのためにも食が大事、このことを実感させられた映画会と関連イベントとなりました。