◆22日周布まちづくりセンターで「認知症を知ろう」と題し吉川優子さんのお話がありました。認知症は、年齢を重ねるとともに誰にでも待ち構えている問題で、地域で社会でそれをのり越える、支え合う普通の暮らしづくりが必要です。いま希薄な人と人との関係がそこにあり、ここは隣近所で声を掛け合い、最近見かけない、表情や会話がちょっとおかしいなどのとき、回りの人の心のある行動が必要です。いわば心のあるお節介、お節介を互いに受け入れる、身内は年老いた親族にいつも気にかける、このような人間関係、地域社会の交流が必要で、これには行政もその仕組みをつくり、地域社会の新しい文化として育む必要があります。