◆12日浜田市観光ボランティアガイド養成講座が開かれました。観光ボランティアガイドの会は平成13年(2001)に発足し、会員22人、賛助会員20人が所属しているとのことです。この日は「畳ケ浦の地質と特徴」と題して説明があり、今後は、北前船と外ノ浦、浜田城跡と建物、の講座が計画されています。畳ヶ浦は1600万年前に隆起したもので、奇岩、化石、洞窟、広い千畳敷などがあり、広島方面から多くの人が訪れているとのことです。そのほか見どころは、夕陽の美しさ、かおり百選に選ばれた潮のかおり、潮騒などもあります。

 

◆講座では、水族館アクアス、そのほかの観光地との連携、相互乗り入れを企画する、県外の観光案内所に観光パンフレット置いてもらうなどの話も出されました。が、このようなこと観光ボランティアガイドの会にあれこれ煩わすことではなく、市の観光行政や市観光協会が最初に手を付け、関係先との調整、仕組みづくりをやるべき案件です。5月の連休では島根県西部観光地は低調であったと報じられていますが、大事な観光客を確保する、人の交流を進める施策を、ボランティアに頼らざるを得ないところに体制の弱さがあります。