◆7日亀井亜紀子衆議院議員が初登院しました。が、この日いまと瓜二つの政治状況が15年前にもありました、それは平成21年8月の政権交代選挙の前、7月に記したブログです、紹介します。

 

「■前にも述べたとおり東京都議選をきっかけとして、政治の液状化現象を一層加速させました。それまで疑心暗鬼だった政治への何となくの不満が、東京都民の選択によって火をつけ、その勢いが燎原の火のように全国に広がった感があります。■この4年間、政治の混迷が極まり政権のダッチロール状態が続き、構造改革という名の改革のしわ寄せが庶民に及び、あげく緊縮財政が180度変わっての大盤振る舞い、大山鳴動した定額給付金騒動など、政策や対応がいずれも裏目裏目に出ています。
 

■これらと相まって政治への信頼が失われています。支持の高い政治は、言葉のぶれがない、簡潔である、ましてや言わずもがなは論外。「何となく」「いわゆる」「原則的には」「基本的には」などのあいまい語が政治への信頼を損ねています。■何かの本に政治に必要なものは、情熱、責任、判断とありましたが、これは市民の暮らしむきや地域の実情をしっかりとらまえる情熱、それを我がこととして一身に受け止める責任感、そしてそれを踏まえた正しい方向性や政策をしっかり示す判断力、ではないかと勝手に解釈したところです。」と記し、いま15年前とほぼ変わらず、政治とカネの問題をどうするか、政治改革をどうするか、がこの先の政治を決めます。