◆17日県立大学生との意見交換会をが開かれ、これは主権者教育を推進し、出された意見などを議会活動にいかすために行ったものです。大学生15人が参加し5つのグループに分かれ意見交換を行いました。出された意見・要望・市への指摘などは「バス路線が不便、家賃が高い、街に街灯が少ない、大学周辺にスーパーやコンビンがない、若者向け全国チェーン店の誘致、大学生との交流をどう進めるか、県立大学の研究ゼミ活動への期待、単身者や若者の移住支援、音楽教育への支援、

 

◆婦人科産婦人科の充実と女性医師の配置、中山間地域の医療確保、高齢者の参加の場づくり、クマなど鳥獣被害対策、子どもの学習支援や居場所づくり、困難児童や通級指導教室の支援や補助と通学支援、ひとり親の就労や生活支援」などなど実に幅広い事柄が出されました。事を深く考えると、政治や行政に対して主体者である住民が参加が弱い、政治や行政が住民の思いに応えていない、地域に実情を掌握できていない、ことなどを指摘し警鐘を鳴らしています。

 

◆地域には、住民の声や意見や要望には、実に幅広い事柄があることに気づかされました。ここは議会も市役所も公共的団体や組織も一体として、まず事柄をつかむ、それを解決に政策につなげる、それを評価と検証する、その結果を住民提案者に返す、このような一連の流れを地域社会につくる必要があると痛感したところです。いまほど政治や行政と住民の関係をどうつくるのか、が問われるときはなく、住民の政治や行政への本物の参加をつくることが何より必要です。