◆11日周布まちづくりセンターで「第9期介護保険事業計画」の説明会が開かれました。この計画は3年ごとに策定され、6年から8年までの計画で、市内7か所で順次説明会が開かれます。計画では、人口は減少しても高齢者の割合は高まること、介護の認定を受ける人の割合は高まること、具体的なことでは、地域でのかかわり合い支え合い、介護予防の通いの場の充実、高齢者の地域活動への参加、認知症への理解と支援、医療と介護の切れ目のないサービスを進めるなどとの説明がされました。
◆住民生活にとって重要なことである介護保険ですが、この会場では参加者は僅か3人で、果たして住民の理解は進むのかと疑問に思ったところです。介護予防の具体的な考えが説明され、医療と一体で進めるとの考えが示されましたが、別の資料を見ると、島根県内8市の一人当たりの医療費は、一番高いのが江津市、次いで浜田市で、最も低いのが益田市です。浜田市は益田市に比べ一人当たり医療費が18%高いとの結果が示されており、これは医療と介護の施策、それへの市民の関わり方や理解に差があることになります。