◆17日「性的マイノリティってなに?」と題し弁護士の仲岡しゅんさんの講演がありました。仲岡さんは元は男性でいまは女性弁護士として活躍中でテレビのレギュラー番組にも出演中です。ところで難しい言葉が並びますが、性的マイノリティは、一般的な男性女性と意識できないことで人で一定の割合であること、トランスジェンダーは、生まれたときの性と自分で認識する性とが一致しないこと、LGBTは、Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャルで両性愛者、Tはトランスジェンダーとのことと改めて学びました。が、ここまで記して自身ストンと落ちるところまで行きません。
◆ついつい世の中は社会は、男性女性の両性がいて、その両性が営むこと織りなすこと、両性を前提とした価値で、それを常識として事が進んでいましたが、そうではないということに気づかされました。仲岡さんは高校大学時代はヒゲづらであったこと、女性の声を出すためヒソヒソ話のようなトーンからの訓練の積み重ね、性転換手術では、男性器の神経だけを残しいわば分解すること、女性から男性への性転換手術は、男性から女性へよりは簡単なことなどと紹介されました。ここまで聞いてとても実感するところまで行きませんが、いやはや、もう一つの価値観をいただいたような気持ちです。