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■今日(5日)は寒波が来襲し雪が舞い散る中、消防出初め式が行われ出席させていただきました。旭自治区出初め式では団員85名、金城自治区出初め式では106名が参加し、姿勢を正す、号令、敬礼、駆け足などきびきびした動きで、通常点検・分列行進・積載車機械器具点検・小型ポンプ操法など、パレードを行い平素の訓練や消防技術などを披露しました。
■ところで浜田市消防団の定員は1,165名で実員は1,005名で、内訳は自営業者約2割、サラリーマン約8割でサラーリーマンには旧町村職員も多く含まれています。定員に対する充足率は86%で、また人口千人当たりの消防団員数は浜田市19・2人、島根県15・8人、全国平均は7・4人となっており、数字で見ると浜田市の消防団は充実しているといえます。
■充足率86%にみられるように消防団の課題は、団員の確保と団員の高齢化で、そのため、団員を雇用したり災害時に重機などの提供してもらう事業所を“消防団協力事業所表示制度”として認定し団員を確保しており、認定された事業所は11事業所で117名の団員が在籍しています。また女性消防団員も募集しており、浜田市の女性団員は57名となっています。
■消防団は地域防災の担い手として、市民の自発的な参加とボランティアによって維持されている地域の自治活動です。消防と連携協力して常備消防にない地域密着型の持ち味を生かして、地域の安全のため活躍しており、常備消防との相乗効果によって力を発揮しています。行財政改革が進められ消防職員の増員が難しい中、消防団への期待は大きく、そのためにも消防団の充実が必要となっています。