■昨日(24日)広域行政組合議会が開会されました。広域行政組合議会議員は10名、内訳は浜田市議会6名、江津市4名となっており、浜田市議会の改選に伴う議長の選挙、監査委員の選任同意などの人事案件、補正予算などが上程され提案のとおり可決されました。
■これまでの慣例で議長は浜田市議会、副議長は江津市議会、監査委員は浜田市議会から選出するとの慣例がありました。休憩に入り10名の議員でこれまでの慣例を踏襲することを確認し、別室で6名の浜田市議会議員で話し合いを行いました。6名の内訳は、保守系の創新会2名、その他会派4名です。
■11月の浜田市議会での創新会による正副議長独占の経緯を踏まえ、多数を占めるその他会派から議長を、創新会から監査委員を出すことで決着し本会議で可決されました。議会運営、人事については多数決と会派間のバランス、少数会派への配慮など小なりといえども政治的な判断が働いています。
■ちなみに広域行政組合は、地域振興、可燃ごみ処理、介護保険などを担当しており、予算は約104億円、職員数は37名の体制です。市町村合併後の広域行政組合の在り方、旧有福村有財産管理組合との統合などの課題を抱えており、市行政と一部事務組合との連携に意を用い、二元行政にならないようにする必要があります。