■今日(21日)島根県犯罪のない安全で安心なまちづくり推進県民大会が開催されました。会場の県立大学講堂に一杯の県民や市民が参加し、まれにみる熱気のある大会となり、このたびの事件の重大性や犯罪をなくし安全安心なまちづくりへの関心の高さをうかがわせました。
■大会の中で“浜田市安全・安心緊急アピール”が採択されました。アピールで示された具体的な行動は、声かけとあいさつ運動、見守り活動、門灯の点灯の3点ですが、このほか犯罪を誘発し安全を脅かすことに対して、監視し点検から通報へと市民が参加すること、市民が気づくこと、市民自らで守ること、なども盛り込まれればと感じたところです。
■一方、これに先立って行われた「安全を守る市民の会設立総会」には、約40人のみの参加と対照的でした。こちらの方は商工会議所、女性や高齢者団体、商店街、県立大学、行政、議員などでこれから募金活動が行われますが、活動を成功させるためには広く参加を呼びかける必要がありそうです。
■濃淡はあっても防犯や安全安心の役を担う団体や組織としては、防犯協会、地域安全推進員、自治会町内会、青色パトロール隊、青少年健全育成、少年補導員、民生委員、ライオンズクラブなど社会奉仕団体、社会を明るくする運動、社会福祉団体、消防団、学校、PTAなどがあり、これらにもその輪を広げる必要がありそうです。