■昨日(17日)青色パトロール講習会が行われ約100人が参加しました。青色パトロール隊は平成16年に出雲市大社町で最初に発足し、浜田市では平成18年に東部地区で発足し、現在11団体、車両206台209人が登録し活動をしているとのことで、これから警察での手続き、陸運局での手続きを経た後、来年2月にも活動を開始する予定となっています。
■青色パトロール隊の効果もあり、平成21年の浜田市での刑法犯罪は、11月末で340件で昨年より10件少なく3年連続減少しているとのことです。これは、青色パトロール隊による巡回などで抑止力が働いた、地域に安全や防犯に対する機運や市民の関心が高まった、ことなどが考えられます。
■犯罪や交通事故などは日常茶飯事のことであり、私たちは四六時中危険と隣り合わせで暮らしていますが、これら事件や事故などが起きるとパトロールの強化や街頭啓発、防犯灯や防犯カメラの増設、啓発のための大会などの開催など、もっぱらハード整備や形だけ表面的なことで対応しその場限りとなり、熱しやすく冷めやすくいつの間にか忘れられるのが常です。
■防犯灯の設置などにしても限度があり無制限な整備は難しいのが現状であり、非日常的なことを日常化し一時的にしないことが重要です。ここは市民一人ひとりが防犯灯にもなり、防犯カメラにもなり、パトロール隊にもなる、市民総出による安全な地域づくり、いわば日々の生活、地域の活動の中に安全づくりを備えておく必要があります。