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■今日(12日)は、幼稚園や保育園で生活発表会が行われ、参観する機会があり訪問したのは、みのり保育園、美川幼稚園、美川保育園、あさひ子ども園、三隅保育所の5園です。各園とも日ごろの生活や地域との交流などに題材を求め、新型インフルエンザに見舞われる中での練習の成果が発表されました。
■美川幼稚園と美川保育園では園児による石見神楽が上演され、演目は頼政(よりまさ)、大蛇(おろち)、塵輪(じんりん)で口上よろしく勇壮に舞っていました。美川保育園では地区の人が1回1時間月2回教えてきたそうで、しっかり神楽が身につき大人顔負けの熱演でした。
■神楽はリズム、運動、口上(セリフ)、表現、郷土学習など幅広い要素を含んでおり、幼児教育に大変有効ではないかと素人ながら考えたところです。神楽の指導や上演など地域との交流も行われ、幼児期から郷土のことや歴史物語を学ぶ絶好の題材ではないかとも考えた次第です。
■ところで石見神楽といえば、浜田を中心とする伝統芸能で、根強い人気があり多くの神楽社中が活躍し、子ども神楽も盛んで神楽大会も開催されています。ほかの幼稚園や保育園などでも取り組まれており、ゆくゆくは“ちびっこ神楽大会”を開催する時が来るのではとの予感を抱きました。