■県立大学生の死体遺棄事件が発生して1か月以上が経ちました。一日も早い事件の解決と全容解明が待たれることです。新聞によれば12月中に浜田市で防犯推進大会を開催するとのことです。この大会には大学生、防犯ボランティア団体、行政関係者など県民が一体となって開催されることになっています。
■ところでこのような催しは一過性のものになりがちです。よく○○大会が開催されますが、大会のための大会となりそれで終わってしまう例をよく見かけます。このたびの防犯推進大会を期して、新たな決意のもと未来永劫犯罪を無くし安全で安心なまちをつくる契機としたいものです。
■そのため、例えば浜田市6万市民が決意を新たにする意味を込めて「安全安心浜田市民の誓い」「浜田市安全安心決議」などを行うことなども必要ですし、年末や受験シーズンを控え、内外に力強いメッセージを発することがいまこそ求められています。
■これから防犯灯、監視カメラ、防犯ブザー、安全パトロールなどの設置や充実が行われることになりますが、これらはいくら充実しても物理的な制約もあり、万全を期することは不可能なものです。ここは、市民一人ひとりが防犯灯、監視カメラ、防犯ブザー、安全パトロールなどの役を担うような安全安心のまちづくりが求められています。