■今日(24日)県立大学で「大学と地域の協力のあり方に関する研究会」が開かれました。これは県立大学に設けられた地域連携推進センターが主催して、地域政策支援への大学の役割を探ろうと行われており今回で2回目で、県西部市町から約30人が出席しました。
■その中で「浜田キャンパスの高大連携事業」についての発表がありました。高校との連携を目指し、浜田高校と江津高校と高大連携包括協力協定を締結しています。事業の内容は、大学の授業受講体験、高校生徒会と大学学友会との交流、大学英語担当教員による高校英語授業の支援などがあるようです。
■また大学と地域との連携を目指す動きもあります。ともすれば大学と地域とは交流が行われにくいとされてきましたが、大学の社会化、地域貢献などの流れから、また地域テーマを取り込むことによって生きた大学教育を目指すことなどがその背景にあるようです。地域でも大学の知的財産や人的資源を積極的に活かす姿勢が必要です。
■学校間の連携と言えば、幼稚園・保育所、小学校、中学校の連携が不十分との声をよく耳にします。中でも課題を抱えた子どもや学校生活に配慮を要する子どもへの対応と学校間の連携が不十分のようです。ともすれば縦割りになりがちで、子ども本位の就学条件や環境が確保されることが求められます。