どうも明日ホームの麻田です
今回は、今後の賃貸業界の展望についてお話ししたいと思います。
10年後無くなる仕事
ここ最近のAIや様々なテクノロジーの進化によって10年後、20年後に無くなるかもしれない仕事がたくさんある、と言われていますね。言い出すとキリがありませんが、例えば身近な職業で言えば
・スーパーのレジ係
・電話オペレーター
・銀行の融資担当
・不動産ブローカー
・運送運転手
・タクシーの運転手
などなど。
麻田も不動産業界の一員として「不動産ブローカー」というのはピクっとなりますね。
賃貸営業マンもそのカテゴライズに入る可能性は高いです。実際、今でもエンドユーザーとの一部の応対はAIで行ったりする事が出来ます。(まだぎこちない部分もありますが)
また、15年前と比べるとエンドユーザーの方でスマホで部屋探しがかなり出来るようになり時代はどんどん便利になってきています。次第に中間が省かれダイレクトマッチングが進むと共に、店舗に来店せずとも内見・契約が出来るようになっていきますので、対面接客をする機会が年々減っていくのは明白ですね。
Airbnb以降
Airbnbの台頭により(今は新法により低迷していますが)部屋を借りる、利用する際の契約行為が、ワンクリックで出来る、というある種のブレイクスルーが起こりました。
(※勿論日本には宅建業法という法の支配がありますので、民泊のような短期的なレンタルは旅館業法の方なので可能ですが、賃貸で良くある2年間等の普通借家契約では、賃貸借契約と対面による重要事項説明が必要でありワンクリックで契約をする事は今は出来ません。)
Airbnbは、仲介の立場はそのサイト自身でありブローカーはいません。サイト自身がルールを作りアメリカ発のムーブメントは世界に浸食していき各国の法律すら変えるほどの力となりました。
メルカリを例にしてもそうですが、テクノロジーを駆使して世の中はもっともっと便利になっていくことでしょう。
部屋探し→無人or有人を選択する時代に
賃貸においても仲介営業マンが必要なくなる時代は来ると思っておかないといけないと思います。ゼロになることは無いと思いますが、大部分では無くなると思います。ただ、高級賃貸などの物件の部屋探しで、VIP対応のご案内をするというような富裕層向けのサービスであれば、今後も残る可能性があるかもしれませんね。(ご自宅まで送り迎えをして、ご希望に応じたお部屋をご案内。契約や鍵渡しも全てご自宅まで担当者が伺い、お客様のお手を煩わせません!的な。)
エンドユーザーも部屋探しをする際に、無人or有人のサービスを選択する時代が来るでしょう。
先を読み、進化し続けるべし
より便利なサービスを選択するのは、いつの時代も当たり前の事です。その自然の流れを少しでも予測して、それに備えていかないと、この潮流の変化の速いこの世の中を、進み続ける事は難しいでしょう。
その時その時で、正しい選択が出来るよう経営者として神経を張り巡らしていかねばなりません。自らにそう言い聞かせて日々を過ごしています。
より便利になる世界、見てみたいですね!
自分の子や孫が大人になった時の世界に、自分も何かしら役に立てるよう、考えうる事はやって貢献していきたいと考えています
まとめ
①賃貸仲介は、付加価値のあるサービスは残るが、それ以外はほぼ無人化されていく。
②対面契約から電子契約の流れは進む。どこかで法改正が起これば一気にブレイクスルーが起こりうる。旧態依然の業界もいつかは終わるだろう。
③他業界のテクノロジー革命にも注視し、常にアンテナを張り巡らせ、流れを読み先手を打つべし。
という感じですかね
賃貸業界もこの10年、20年できっと大きく動きますよ!!
時代の変化の先頭に立つ意気込みで引き続き頑張ります