先日、夫のネパール人の友人が、
来日した時、
「今日はお祈りの日だから、
菜食レストランに行きたい」
と、いうわけで
私達のいた場所から近隣で
菜食レストランを探すが、
見つからず。
面倒だったので、
ネパールレストランに連れていき、
ベジセットを頼んだ。
今ではインド・ネパールレストランは
どこでもすぐ見つかる。
そのレストランには、
若いネパール人の青年が
2人できりもりしていた。
私たちの他にお客さんは、
いなかったので、
レストランのネパール人青年とも
色々会話が弾んだ。
日本滞在のビザの話になり、
青年の一人が夫に、
「おっちゃん、おっちゃんの
ビザは何ビザ?」
と、聞いてきた。
夫「永住ビザだよ」
ネパール青年「わぁーすごいなぁ
永住ビザのカードってどんなの?
おっちゃんのカード見てもいい?」
夫は財布から、自分の在留カードを
レストランの青年に見せた。
すると、ネパールの青年は、
自分のことを話出した。
「僕たち、絶対に永住ビザなんて
無理なんだろうな。ここで働いて社長から、
月に8万もらってそれだけなんだ。
保険とかなんとか、何にもないから、
病気したら終わりなんだ」
彼らは自分たちの日本での
境遇をよく理解しているよう
だった。それでもネパールに
帰るよりも日本にとどまる
方がまだマシだと言う。
スリランカのお茶畑で
働いてる人達のことを思い出した。
まだまだ私の知らないところで、
ネパールやスリランカの
お茶畑の人達のような人々が
たくさんいるのだろうなと
思った。