今年届いた新年メールの中に、
忘れられないスリランカ時代の同僚からの
近況写真があった。
スリランカの茶畑事務所で
一緒だったタミル人のIちゃんからの
写真だ。
送られてきた写真には、
Iちゃんのご主人と二人の
小さな息子たちが笑っていた。
実はIちゃんのご主人B君も、
私の同僚で、シンハラ人だった。
当時のスリランカは、シンハラ人政府軍と、
タミル人勢力(タミルタイガー)
との内戦中で、タミル人とシンハラ人の
結婚はありえないことだった。
私は、Iちゃんからの写真を
見ながらしみじみと、当時の二人の
ことを思いだしていた。