その後、次姉が亡くなった悲しみ

の涙も枯れぬ間に、夫の元に、

ジャンジャン毎日ネパールから

電話がかかってくるようになる。


次姉の遺産問題だった。


次姉名義の遺産の一つである、

学校は、次姉がその運営から

離れた後も、家賃と言う形で、

毎月次姉の収入源になっており、

次姉が亡くなった後も、

その収入は続いていた。


そして、その収入は、

ネパールの法律に従うと

残された次姉の姉兄弟によって

均等に分配されることになる。


もちろん、学校を

売却した場合でも同じ。



夫はネパールの兄達から、

夫の分を自分たちに譲るよう、

また、どの兄に譲るか決めるよう

毎日電話で迫られて

いたのだった😱😱😱