協力隊時代に困ったことと言えば、
水問題だろう。

スリランカではハットンという小さな
茶畑の町で、ホームスティを
していた。

ホームスティ先はタミル人のお宅。。
ヒンズー教の家族で、
ご主人、奥さん、子ども3人。

この家のヒンズー教の習慣では、
月曜日と木曜日は、朝から食事を
せずに大掃除をし、その後、沐浴を
して、神様にお祈りをしてから、
やっと食事にありつける。

乾季の雨の少ない時期は、
貯水タンクの水が減り、週2回の
沐浴の水を確保することに
難渋していた。

すると、スティ先の奥さんが、

「ミッキーは、ヒンズー教徒
じゃないから、沐浴しなくて
いいよね?」

え、えぇぇ〜っ

と、内心、そりゃないだろっ、
毎日、茶畑の山歩き回ってるのに、
シャワーできないなんて、と

思うが、言えず。

なんとか、お願いして3日に1回、
バケツ1杯の水を分けてもらえる
ことになった。

私の特技、

バケツ1杯の水で頭、全身、
全て洗える。

この、経験のお陰で、
今でも、蛇口から出る水を見て
幸せになれるし、
お湯が出ると小躍り
しそうになる。

↓スティ先の長女と私
もう、この子も今では立派はお母さん