李禹煥展 | 芦田天文子〜千葉の健康運動指導士のブログ

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昨日より始まった国立新美術館の李禹煥展に行ってきました。

 

 

 

 

 

李禹煥(リーウーファン)という芸術家は石と鉄のオブジェや点描画など、表現の方法が様々でとにかく難解という印象を持っていました。
 
 
しかし、展覧会に行って敷き詰められた石英を踏んだり、鉄の箱から噴き出したふわふわの綿を直近に見たり、絵の具のモリッとしたタッチを目で感じたりすると、彼が一貫して何を表現したかったのか、そして心や技法の成長によって表現の形が変化していっただけなのだとよく分かります。
 
点描は最初に筆につけた絵の具をトントンと付けていくうちにだんだん薄れていくのが時間の経過を表している、って感嘆、

 

 

 
自己は有限でも外部との関係で無限があらわれる。表現は無限の次元の開示である。
────李禹煥
 
彼の哲学はこの言葉に全てが集約されています。
関係で無限が現れるって聞くだけじゃわからないけど、観れば本当にわかるんです。ぜひ。
 
 
解説(声/中谷美紀)を入り口のQRコードをスマホで読み込んで無料で聴くことができます。
解説は必要なので必ずイヤホンを持って行ってね😊
 
公式のYoutubeもイイ
https://youtu.be/aIwES4_NhzU