1年前のブログにFACT FULNESSを読んだことが書いてありました。
あれから1年経ちましたが、まだ書店の平積みにはこの本が並んでおり、国連気候行動サミットのグレタ・トゥンベリさんのスピーチが注目を浴びた事もあり、地球環境の今、について関心が続いているのだと感じます。
先日、自動車メーカーにお勤めだった方から、電気自動車の環境負荷についてお話をうかがいました。
環境に優しいとされる電気自動車ですが、走行時のCO2排出は抑えられるものの、エンジンなどを製造する際に環境負荷を与えているため、3年で10万キロ走行しないとその効果は得られないそうです。
だからと言って電気自動車が意味が無いわけではなく、これから製造する際の環境負荷に対しての取り組みが進めば、もしかして非常に効果的になるかもしれない。
つまり発展途上であり、その挑戦は諦めてはいけないということですね。
だって、馬車の時代には戻れないんだから。
田舎暮らしのウチは水は井戸水、米は自家製、エアコンもなく、割と環境にやさしい原始人みたいな生活をしていますが、都会に住む人がそうはいかないのはよく理解できます。
お互いの立場にヒステリックに糾弾するのではなく、無駄にエネルギー源を浪費しないことだけを心がけて、コンパクトに暮らしてゆけばいいのだと思います。
人間がいるだけで地球には負担がかかっているのですから。