あなたを不安にさせる、悪口との付き合い方 | 芦田天文子〜千葉の健康運動指導士のブログ

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新しい事に取り組んだり、自ら環境を変えたりすると、周りからどう思われるかな、って不安になる時がありますよね。

そんな時、何か悪口言われてるな、って漏れ伝わってきて嫌な気持ちになる事ってあるでしょう。

嫌な気持ちになるだけでは無くて、その言っていると思われる相手が怖くなってしまったり、その相手だけでなく周りの人全員に悪く思われるのでは、と言う恐怖から自分の言動に制限をかけてしまったり。
そういう心理状態は良くあると思います。

そんな時にはこんな風に考えています、って話をコーチングを学んだ観点からしてみたいと思います。

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そもそも、その悪口というのはどの様に自分に伝わってきたのか、という所から考えると対処の仕方が変わってくるでしょう。

①ネットなどで自分の事を批判しているのを見た。もしくは、自分と思われる人を悪く言っているのを見た。

②相手から直接言われた。

③「あの人があなたの事をこんな風に悪く言っていたわよ」と誰かが教えてくれた。


こんなものでしょうか。



まず①の陰口について。

それは本当に私の事を言っているのでしょうか。
大抵は思い過ごしです。
実名、または特定出来る特徴により、確かに自分の事を言っていたとしても、遠巻きのどこかに書いてあるという事は、本気で私の事を動かそうとしていないという事です。

例えば、私たちも友達同士で
「今日も京葉線、風で止まっちゃったよ。本当に京葉線って使えないよね」
の様な話をします。

本当に京葉線に何とかして欲しかったら、こんな所で言ってないでJRに意見などするのかも知れません。

では、何故その様な建設的でない悪口を言うのかというと、心の健康を保つための気持ちの発露なのではないでしょうか、と私は思います。
こんなに大変な目に遭った、こんな嫌な気持ちになった、と人に話す事によって、ストレスを軽減し、心の健康を保っているのです。 

これは言葉として発した瞬間にその目的は達成していますから、それを私がどこかで聞いたとしても、どうにかする必要はないのです。

まれに、SNSに書く事によって私の目に触れれば良いな、という悪意による例もありますが、直接言ってこないのは相手にする必要の無い話です。無視しましょう。


②直接言ってくる
これって言われると大変なストレスやショックを感じますが、感情に任せてギャーギャー言われるパターン以外は、こちらに「これからも付き合いたいので、ここが変わってほしい」という好意すら感じます。

相手の気持ちに添えなくても、わざわざ言ってくれた事には感謝し、お互いの落とし所を探しましょう。


③誰かが教えてくれる、について

よく知られている事ですが、これは教えてくれた人その人が一番注意すべき人です。

だって、もし本当に私の友達ならば、その言っていた人に対してちゃんとその場で反論してくれて、なるべく私にはその悪口が届かない様にしてくれるはずです。

友達にわざわざストレスを掛ける様な事はしたくないと思いませんか?

それをわざわざ、「貴方はこういう風に悪く言われている」と伝えてくる訳です。

その人も同じ様に思っているのかも知れませんし、言われた時に私の顔色が変わるのを見て内心愉快に思っているのかもしれません。
さらに、本当はそんな悪口を聞いた事自体が作り話かも知れない。


とにかく相手にしない事です。

もし色々言ってきたら「今度その人に直接私に意見してね、って伝えておいて」とでも言っておきましょう。


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①にも書いた様に、悪口や愚痴は自身の心の健康を保つ為に必要なことでもあります。
それが宜しくない行為だったとしても、内々でやってる分には、表沙汰に波風を立てない為の知恵、人間関係を保つ為の本能的な行為なのかもしれません。

もちろん言わないのも、言われないのも一番ですが、言われない事というのは100%あり得ない事です。

まぁ、そんなものだと思って、気楽にいきましょ。
本来やらなければいけない事に集中しなければいけないのですから。


心がざわざわしたら丁寧にお茶でも入れて飲みましょ☺️