高齢者の定義 | 芦田天文子〜千葉の健康運動指導士ブログ

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2016年、内閣府が高齢者の定義を現在の65歳から70歳に引き上げようとの提案をし、


それに対応して日本老年学会が、対象年齢の方が心身ともに昔より若返ってる現状から、75歳で良いのでは、という提言をしました。


この定義を利用して年金支給が遅くなると、65歳支給を考えていた退職者達のライフプラン(マネープラン)が狂うことから、この定義の引き上げを危惧する声が出ています。


さて、フィットネスの現場においての高齢者の定義ですが…

そんなの個体差があって決められません!
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もちろん厚労省e-ヘルスネットに準じた定義として65歳以上を高齢者とみなす、というのはありますが

65歳ってすごーく元気な人と、おじいちゃんおばあちゃん風になっちゃってる人と、二極化してますよね。


65歳まで希望すれば現職で働ける事になっているので、ついこの前まで働いていた方が退職してフィットネスクラブに来られると、本当に現役感バリバリです。


特に60歳退職組の男性は、ビートルズなどのロックを聴いて、子育てを妻と協力して行い、若い頃から海外に出かけて、といった風にライフスタイルが私たちの世代とほぼ変わらず


まだまだ体も元気
向学心もある
気持ちも若い


といった風で、まだまだ働けるよね〜?と思います。
だけど会社にはシステムとして居られないんだろうな。



そういった元気を持て余した団塊退職組は、早い所セカンドキャリアに着手して欲しいなぁ、なんて他人事ながらお節介を感じるのですが


いきなり警備員やシルバー人材のボランティアではなくて


ヨガとか調整系の勉強をして指導者になるのはどうだろうか?と思います。


たいして儲からないかもしれませんが…汗


フィットネスクラブに毎日来て、余りあるエネルギーを鍛錬に注いでいる方を多くお見かけし
(しかも以前はトライアスロンをしていた、とか、スキーやテニスのコーチをしていたりする、運動エリートなのです)

そんな身体の出来た方に、ピラティスの勉強が楽しいんだよね、なんて言われると

いやいや、あなただったら養成出て先生になれますよ!と言いたいです。
公民館などでサークル活動をされている方は75歳あたりの方が中心で、60歳過ぎの先生なら若手です!


問題は、養成コースに行きたいんだけど、若い人に混じって勉強させてもらうのは迷惑だし…って遠慮されている事なんですよね。
若い方より動けるのに!


そういう方集めて、指導者養成したら盛り上がるかも知れませんね。
お寺でもお借りして、寺子屋的にやりたいな。