熱烈中華食堂日高屋にて、自分は破滅型サラリーマンなのかもしれないと思った | アシモモ~のブログ

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備忘録を兼ねた日常生活の記録です。

ある金曜日の夕方、アシモモ~が勤めているブラック会社の幹部に呼び出され、月曜日の朝イチまでの締め切りの仕事を命ぜられました。月曜日の朝までに悪質化した事業の進め方の方針を持ってこいとのこと。多くの関係部署を巻き込んで土日に仕事をする他ないのは自明であるのに、それを百も承知で命令をしてくる幹部です。
 
これだけ世の中でワークライフバランスやパワーハラスメント撲滅が叫ばれている中で、このような行動をする人がいて、しかもブラック会社の幹部であり、しかも表向きにはハラスメント撲滅を叫んで良い人を演じているということに、絶望を感じずにはいられません。まあ、当該幹部は、自分が偉くなれればよい、自分の評判が上がればそれでよい、という行動原理で支配された偽善者のようです。
 
土日に仕事をしなければいけないと思うと、もうそれだけで気が滅入って仕方がありません。心理的なものを超えて、体調にも影響してくるから不思議なものです。
 
そのような中で、いつも利用しているバスに乗り遅れて、次のバスまで1時間近く待たなければならないと不愉快なことが起きました。こうも不愉快なことが重なると、バス停の前にある日高屋に入りたくもなるのが人情というものです。ちなみに、「日高屋」として親しんでいますが、本当は「熱烈中華食堂日高屋」
というのが正式名称らしいです。
 
日高屋では、通常なら餃子を中心に据えて注文するところですが、この日は本当に腹が立っていて、ストレスでどうにかなりそうだったので、刺激的なものに関心が向いたようです。期間限定「チゲ味噌ラーメン」というのに魅かれました。単品だと690円ですが、半チャーハンセット(970円)を注文しました。
 
真っ赤な色で、見るからに辛そうです。アシモモ~は辛いものは苦手な方だと思います。ちょっと辛いものを食べると、翌日には腹が痛くなってトイレに頻繁に通う/立て籠もるようになるのは分かっているのです。分かってはいるものの、圧倒的なストレスや不愉快なことの重複があると、何か刺激的なものが食べたくなるのです。

食べてストレスや不愉快なことが解決すれば素敵ですが、そういったことは全く無く、むしろ食べた後に腹痛に苛まされることで更なるストレスや不快感に見舞われることになります。そんなことは分かっていていながら、それでもなお刺激的なものを注文してしまうのです。
 
こんな簡単なことが分かっていても止められないのが、自分の限界なのだと思います。所詮その程度なので、それでいいと思っています。よく、破滅型芸人と言われるタイプの人がいますが、後に調子が悪くなるのに刺激的なものを敢えて頼んでしまうという点で、アシモモ~は破滅型サラリーマンなのかもしれません。そもそも、よく考えもせずにブラック会社の業界に足を踏み入れてしまい、その後、ズルズルと今に至っているのですから、そういった意味では破滅型の王道を歩んでいるのかもしれません。
 
半チャーハンはパラパラで美味しいチャーハンでした。人気ドラマ「孤独のグルメ」の主人公なら残ったラーメンのつゆにチャーハンを入れてしまったりしそうな局面ですが、そこまで下品なことはしませんでした。しかし、辛いつゆとチャーハンの組み合わせは最高でした。

チゲ味噌ラーメンはコクのある辛いツユとフワフワ玉子が相まって、麺ともよく絡んで、大変美味しくいただきました。かなり辛いラーメンでしたが、幸いなことに、後に腹が痛くなってトイレに立てこもるような事態には陥りませんでした。しかし、不当な指示により休日出勤を余儀なくされたということに起因するストレス・不快感は全く解消することはありませんでした