銀座「に志かわ」の高級食パンです。
築地界隈を散策しているときに、晴海通り沿いに築地店の店舗があるのに気づきました。かねてから噂を聞いていたモモヅマ~が興味深そうに店内をのぞいてみたところ、食パンの在庫がまだあるとのことでしたので、一つ買い求めてみた次第です。
銀座「に志かわ」築地店
東京都中央区築地2丁目15-17 築地食パンビル 1階
※本店は銀座1丁目にあるようです
「和モダン」をコンセプトに日本の伝統と文化を食を通じて新しいカタチで発信することを追求しているとのことで、紙袋一つとっても、和モダンの真髄が反映されているように思われます。
銀座の料亭のおもたせのような手提げ袋ということで、好評なのだそうです。たしかに、これをお土産でもらったら嬉しいでしょうね。
2斤分の大きさがあるのでドーンと大きい存在感があります。
絹のようにしっとりとした耳淡雪のようなくちどけのほんのり甘い食パンです。
というパンフレットの説明がピッタリと当てはまります。それでいて、生地の密度が濃いので、市販の食パンのような空疎な感じがありません。持ったときにずっしりとくる重さの所以はこの密度の濃さなのでしょう。
ほんのりとした甘みをまとっているので、具を載せると、具の味を引き立ててくれます。
パンフレットには、和食との相性が抜群である旨が記され、甘辛く作ったきんぴら、なす味噌などの和総菜、粕漬け屋奈良漬、柚子胡椒、佃煮、いかの塩辛、明太子、たこワサビなど酒の肴にも合うと例示されています。
そこで試みとして、熊本県産高菜の漬物を細かく刻んでごま油で炒めたものと食パンを合わせてみました。何ということでしょう!まさに絶品で、食パンのもちもちとした食感と高菜の食感が心地よく、高菜の味が引き立てられていました。
いました。確かに、パンとワインというのは定番だと思うので、この食パンとともにワインをいただくのは間違いなく合うと思います。