四国一周 早春の花旅」 index

 

  1.  夜の国道を西へ  東京~名古屋~大阪

  2. 大阪で花の写真撮影 大阪府河内長野市~大阪市

  3. 淡路島の梅園を巡る 大阪市~淡路島

  4. 淡路島の生石公園 兵庫県淡路島

 

  6/27 入院し手術を受けました。7/16 退院翌日にパソコンが壊れました。

 

  5. みろく自然公園の椿、栗林公園の梅 香川県東かがわ市~高松市

  6. 香川県の梅を巡る 香川県高松市~綾川町

  7. 瀧宮神社 石柱の謎 香川県綾川町

  8. もう一度訪ね来ざるを得ない場所 愛媛県観音寺市~四国中央市

  9.  雪積もる国道319号 愛媛県四国中央市

10.  熊野神社に椿の古木を訪ねる 愛媛県四国中央市

11. 西条市市民の森と網敷天満神社の梅林 愛媛県四国中央市~西条市~今治市

12. 暮れなずむ燧灘と道後温泉 愛媛県今治市~松山市

13. 松山市内の梅園と椿園 愛媛県松山市

14. 松山市周辺の梅林 愛媛県松山市~東温市~砥部町

15. 花を育てて地域起こし 愛媛県砥部町~伊予市

16. 閏住(うるすみ)の菜の花畑 愛媛県伊予市

17. 大洲市と内子町の梅と椿 愛媛県内子町~大洲市

18. 佐田岬を訪ねる 愛媛県大洲市~伊方町

19. 佐田岬灯台と海の川 愛媛県伊方町

20. 佐田岬の景色と植物など 愛媛県伊方町

21. 南楽園と松軒山公園の梅林 愛媛県宇和島市~愛南町

22. 土佐清水市の影山椿園は閉園していた 高知県愛南町~土佐清水市

23. 足摺岬、四万十川、雪割桜 高知県土佐清水市~四万十市~須崎市

24. 波介川のナノハナ、高知城の梅 高知県土佐市~高知市

25. 高知城三の丸のラクウショウ 高知県高知市

26. ラクウショウが日本に導入された時期 高知県高知市

27.    土佐山嫁石の梅林 高知県高知市

28 白木谷唐岩梅林から福寿草の里へ 高知県南国市~大豊町

29. 大豊町南大王の福寿草の里 高知県大豊町

30. 天空の菜の花畑、長法寺の臥竜梅 高知県香美市~田野町

31. 阿南市 椿自然園 徳島県阿南市

32. 椿自然園から明谷梅林へ 徳島県阿南市~神山町

33. 江田棚田のナノハナも空振り 徳島県神山町

34. 天空の大パノラマ葉波岳から美郷梅林へ 徳島県神山町~吉野川市

35. 吉野川の史跡や風景 徳島県吉野川市~阿波市

36. 吉野川ナノハナ群生地 そしてエピローグ 徳島県阿波市

 

 

 

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 川島潜水橋を渡り善入寺島に入りました。

 

 善入寺島は周囲を吉野川に囲まれた日本一大きな無人島の中洲で、吉野川が運び積もらせた肥沃な土壌が、良質な野菜を育てます。

 

 善入寺島の広さは約500ヘクタールで、東京ドーム107個、福岡ドーム69個、札幌ドーム90個に相当します。

 

 島の畑にナノハナが緑の葉を茂らせていましたが、本格的な花の季節はもう少し先のようです。

 

 

 善入寺島はナノハナばかりではなく、ヒマワリ、ヒガンバナ、コスモスなどが咲き広がる花の名所です。

 

 今回限りでなく、2度3度と訪ね来て、花を楽しめたら最高でしょうね。

 

 善入寺島から大野島橋(島に架かる潜水橋の一つ)を渡って次の目的地、「吉野川堤防沿いのナノハナ」を目指しました。

 

 大野島橋は1952(昭和27)年に架けられましたが、周囲に土砂が堆積し、橋とは思えない状況になっていました。

 

 もしかすると、10年後には周囲にヤナギなどが育ち、緑のトンネルの中を走れるようになるかもしれません。 それも素敵ですね。

 

 

 車が目指すのは「板野郡上坂町佐藤塚東」です。

 

 大野島橋を渡り終えると、吉野川左岸の堤防の上を走り始めました。

 

 昔住んでいた、新潟県信濃川の堤防を思い出させる景色でした。

 

 

 30分程走り、目的地周辺の堤防でナノハナを探しましたが、この辺りも、花の最盛期には、もう少し日時が必要なようです。

 

 

 そしてこの場所で、今回私が予定した四国花巡りの目的地を全て訪ね終えました。

 

 花を訪ねる旅の難しさ、自然相手の旅の難しさを再確認しましたが、人生何事もそんなものです。 

 

 何度も書きましたが、花の旅では「花の盛りに巡り合うのは3割程度」と思えば精神衛生的に楽しく旅することができます。

 

 大阪の花の文化園の梅の状況から、旅を中止する選択肢もありましたが「思い立ったが吉日」の言葉通り、終わってみれば、充実感溢れる旅の思い出を作ることができました。

 

 既に20年以上も続けてきた「花の旅」です。

 

 50歳になる頃に「余生は花を眺めて暮らしたい」と考え、四季を通じて、何時何処に行けば花が見れるかを調査し「日本の花の名所」を作成しました。

 

 更に、その情報は誰かの役に立つだろうと考えてホームページで公開しました。

 

 情報を公開すると、一種の責任感を感じ、自分で直接確認する作業を始めたのが「花の旅」です。

 

 しかしリストした「日本の花の名所」は3000を越え、その全てを私一人で訪るのは無理です。

 

 それでも「余生は花を眺めて暮らしたい」が主旨なので、これからも粘り強く、根気よく、楽しみながら、諦めない旅と人生を続けたいと思います。

 

 次はどんな旅になるのでしょうか。

 

 このブログで皆様と再会できる日がくることを願っております。

 

 

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 国道193号を抜け、阿波市山川町から吉野川に架かる岩津橋を渡り、阿波市阿波町に入りました。

 

 

 橋を渡った辺りにナノハナ畑があるらしいのですが、橋の周辺や川縁を車で探しましたが、それらしい場所を見つけることは出来ませんでした。

 

 

 しかし、犬も歩けば棒に当たるの諺通り、歩き回れば良いこともあるようで、橋のたもとで史跡「杉尾神社大灯篭」を目にしました。

 

 記事を書きながらネット検索すると、川を往来する船に位置を知らせる常夜灯であることが分かりました。

 

「川を往来する船に位置を知らせる常夜灯」などと言うものが日本にあるのですね!

 

 

 

 この辺りの吉野川は川幅が最も狭く、水上輸送が盛んだった頃は、夜間の操船事故が多かった為に設けられたそうです。 

 

 そしてこの場所は渡し場だったことを知ることが出来ました。

 

 夜間に及ぶ程の水上輸送があったこと等から、吉野川の存在感の大きさを認識させられました。 

 

 そして旅の醍醐味とはまさに、このような土地々の特性を理解し、書物だけでは得られない実感を伴う体験を積み重ねること、なのかと思います。 

 

 

 

 再び岩津橋を渡り、吉野川の右岸へ戻り、吉野川市善入寺島のナノハナを目指しました。

 

 

 橋を渡りながら上流を望むと、少し傾きかけた陽が川面を照らしていました。

 

 時刻は既に15時20分ですが、先を急ぐ必要はありません。

 

 そしてそろそろ、旅は終わりを告げようとしていました。

 

 吉野川に沿って右岸を20分程下ると、阿波九城の一つである川島城が見えてきました。

 

 

 国道を逸れて進むと、吉野川川島浜渡し場跡の石碑を見つけました。

 

 

 その先に、日本最大の川中島(中州)である善入寺島に繋がる川島潜水橋が見えてきました。

 

 善入寺島は大正4年に遊水地として全島買収されるまで3千人が住み、学校も2つあったそうです。

 

 吉野川は河川勾配が急なので、雨が降ると急激に水嵩が増し、川に橋を架けても流されるため、大雨のときに水没する橋が考案されたのです。

 

 

 ナビはその潜水橋の上を渡れと告げます。

 

 遠目に見ても、橋の幅は車一台分しかありません。長さは285mだそうです。 

 

 橋の端に車を停めて、対向車が来ないことを確認し橋を渡り始めました。

 

 

 すぐ横に河原が見えるので、橋げたがなくても恐怖感はありません。

 

 

 中ほどまで渡ると、対向車とすれ違う為の退避場が設けられていました。

 

 

 これで一安心です。

 

 急いで渡らなくても、ここに入れば対向車に迷惑をかけずに済みます。

 

 こんな位置から、大河を眺めるチャンスはめったに得られません。

 

 

 潜水橋の上から、吉野川の景色を存分に楽しみました。

 

 

 

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 「山川15㎞ 美郷10㎞」の案内標識の少し先で、道は下り始めますが、その場所から左へ進む道に、「天空の大パノラマ葉波岳 5㎞」と記された看板が掲げられていました。

 

 

 左へ進む道は、林道「倉羅川井峠線」のようです。

 

 

 躊躇なく、ハンドルを左に切って葉波峠を目指しました。

 

 日陰となる場所に雪が消え残っていました。

 

 

 途中で左右に分かれる分岐があり、一度右手に進みましたが、少し下りはじめた場所から分岐へ戻り、左手へ進むと、「葉波岳」の看板が現れ、眺望が広がりました。

 

 

 記事を書きながら、写してきた写真を、地図と見比べていますが、一番奥の稜線が剣山でしょうか。

 

 

 下の写真は西へ伸びる稜線ですが、その後ろは奥野々山や高越山((こうつさん)かもしれません。

 

 

 葉波岳に寄り道した後、再び国道193に戻り、吉野川のナノハナ目指して走り始めました。

 

 国道193号は、谷を見下ろする場所で、ネパールの山村を思い出させる景色を見せます。 

 

 

 そんな道を走っていると、道路脇に何かを説明する看板を目にしました。

 

 咄嗟にブレーキをかけ、少し後戻りして看板を撮影しました。

 

 私はブログを書くことを前提に旅しますので、この時も内容を確認をしていません。

 

 内容を読むのは、旅の第三ステージに入って、ブログを書き始めてからです。

 

 そして今、その内容を確認すると、

 

 「美郷のホタルとその生息地は、1970年に国の天然記念物に指定されましたが、そのきっかけを作ったのは、美郷村立中枝小学校【ホタル研究クラブ】の子供達の活動成果」

 

 だそうです。

 

 現在も美郷地区には、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル、オバボタル、オオマドボタルが生息するそうです。

 

 

 同じ場所の看板に「ようこそ梅とほたるの里、美郷へ」と記されていました。

 

 そう言えば、ずいぶん前に、ここに来たことがあります。

 

 

 PCの中の画像を確認すると、確かにありました、美郷梅林の画像。 

 

 2010年2月20日に撮影し、「ウメの名所 美郷の梅」のページを飾っています。

 

 今回は、四国の花の未訪問先を選んでルートを作成しましたが、偶然にも、そのルート上に美郷が含まれていたのです。

 

 2010年2月 撮影

 

 車から降りて、もう一度美郷地区の梅畑を散策し、花を探しましたが、結果は以下の通りでした。

 

 

 美郷地区の農道を散策すると、西の尾根先に高越山(こうつさん)が見えました。

 

 高越山は標高1133mの阿波富士と呼ばれる霊峰で、鎌倉時代に修験道が行われていました。

 

 車で頂上付近まで上れるらしく、そのルート上の「船窪つつじ公園」では、5月中旬から下旬にかけて、国の定天然記念物に指定された、推定樹齢300年のオンツツジの大群落が花を咲かせるそうです。

 

 

 

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 国道438号は鮎喰川に沿って、少しずつ標高を高め、上分川又の集落に差し掛かりました。

 

 

 川と並走する国道沿いに、ノスタルジックな雰囲気の家並が続きます。

 

 

 上分川又の集落を200m程も進み、分岐点を左折して国道193号に入りました。

 

 

 鮎喰川を渡って、センターラインの無い国道を進み、

 

 

 直ぐに、江田の集落へ通じる道に左折しました。

 

 

 ナビ画面の地図で示せば、現在地は「ここ」です。

 

 

 江田谷川に沿って、杉の幹が光る道を上ってゆきます。

 

 

 尾根に分け入る沢に沿って上って行くと、剣山へ連なる四国山地の稜線が見えてきました。

 

 

 家屋が点在する斜面の道を、時速20㎞程のスピードで上ってゆくと、棚田を見下ろす場所に出ましたが、ナノハナの姿は何処にもありません。

 

 当然です。黒潮流れる海に面した高知県の四万十市でさえ、ナノハナの開花が遅れていたのですから、冬に冷たい季節風が当たる、標高の高い棚田に、花が見られる筈はないのです。

 

 しかしそれでも、自分を納得させる為に、直接自分の目で棚田を見ておきたかったのです。

 

 未熟だった若かりし頃、恋心寄せる人に「好きだ」と言えなかった己の不甲斐なさ。

 

 そんな記憶と重なる、失敗を恐れて蹲るようなことは二度としたくないのです。

 

 ん? 何かちょっと論理が飛躍しすぎな気もしますが、まぁいいか。

 

 

 江田の集落の中を巡り、再び国道438号との分岐点に戻り、左折します。

 

 

 ところで、少々複雑なので下図を御覧頂きたいのですが、江田集落から分岐点を左折すると、その先の1㎞程が、国道193と国道438、439との3重複区間なのです。

 

 そして国道は、若い番号が優先表示されますので、この区間は道路地図で国道193と記される筈です。

 

 最近の私は、国道に関するこんなトリビアな知識を得て、面白がっています。

 

 

 次の目的地は吉野川の周囲に点在するナノハナの群生地です。

 

 今居る、神山町上分川又から、国道193号で標高770mの倉羅峠(くららとうげ)を超え、吉野川の畔を目指します。

 

 ナビのガイドのままに、対向車とはすれ違えない幅の道を進みました。

 

 

 交通量が少ないのか、路面の殆どを枯葉が覆っていました。

 

 

 でも、今思うと、ナビの地図が古く、旧道を走らされた可能性もありそうですが、車は国道193号を進んでいることに間違いはありません。

 

 

 その後も林道のような国道を進み、

 

 

 少し見晴らしの良い場所を通過しました。

 

 

 2分ほどはしると、「山川15㎞ 美郷10㎞」の案内標識が掲げられていました。

 

 この辺りが神山町と吉野川市の境界(倉羅峠)なのかもしれません。

 

 

 

 

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