文系を代表して、国立法学部を見ていきます

 

11月進研模試での目標点です(平均103点)

 

※平均が103点という事でかなり低めになっています。2024年7月進研模試高校1年生の平均点が102点でしたので、ほぼイコールですね。

 

以下の点数は今春、以下の大学に合格した子たちの高1の11月進研模試の平均得点になります。(高2の11月も一緒に打ち込んでいたのですが、ほとんど同じ数字でしたので割愛しました)

 

平均ですので、この点数より上でもダメな子もいますし、低くても受かっている子もいます。

 

目安にしてください。

 

たまたま今回の進研模試7月(高1)と、ほぼ同じ点数になりますので、高1の子たちにとっては参考になりやすいですね。

 

東京大学文Ⅰ 223点

 

一橋大学法 202点 

 

東北大学法学部 184点 

 

<<<<180点に旧帝の壁>>>>

 

千葉大法政経 166点 

 

信州大経法 140点 

 

新潟大法 138点 

 

足利高校1年7月平均点123点

 

島根大学法 121点 

 

※僻地で良ければ120点でも国立を狙える。参考までに群大理工学部電子機械類は、140点です。

 

現状で3教科で120点を割っている場合は僻地を含めても国立は黄色信号が点灯です。

 

100点を割った場合は挽回が相当厳しいです。11月の模試で120点以上を目安にし、無理だったら国立はあきらめる方向で考えてください。おそらく最終的な進路は私立になります。

 

それでも目指すというなら、やるべきことは分かりますよね。平日5時間程度、休日は12時間程度は勉強をする事です。それで1月の模試で目標点を叩き出してください。

 

それが出来ない子は、確実に高3までグダグダになり、頑張る事が出来ません。頭の良しあしではなく性格的に頑張れません。

 

頑張るなら今!頑張る事です。栃木県公立高校入試のように社会の全範囲が1~3週間で終わるような量ではありません。まったく別次元です。部活が終わってから=勝負がついてから です。

 

次は私立文系を見ていきますが、私文の場合は国英2教科判定(平均72.3点)になります

 

早稲田法学部 128点 

 

慶応法学部 125点

 

上智法学部 124点

 

<<<早慶上智の壁 2教科120点>>>

 

中央法学部 116点

 

明治大学法学部 104点

 

青山学院法学部 102点

 

法政大学法学部 100点

 

 

<<<GMARCHの壁 2教科100点>>>

 

明治学院法学部 91点

 

東洋法学部 85点

 

足利高校1年7月国英2教科平均点 84点

 

日大法学部 83点

 

獨協大法学部 81点

 

<<<日東駒専 2教科80点の壁>>>

 

白鷗大法学部 70点

 

大東文化大法学部 68点

 

というデータになりました。

 

やるべきことは以下の通り

 

1、目標と現在の数字を比較する

 

2、厳しいと分かったら現在の生活のリズムを変える

 

3、11月の進研で目標点クリアを目指す

 

シンプルにそれだけですが、高1の7月の模試っていうのは半分が高校入試までの勉強になるんです。

 

高1の11月になると、かなり高校入試でやった勉強は影響が小さくなり、高校入学後の生活リズムの影響が出てきます。

 

たとえば、高校入試までは結構頑張ったけど、高校に入り部活に追われて勉強時間が激減した子は

 

11月進研模試では血祭りにあげられることとなります。

 

中間期末に向けての詰め込み勉強は、勉強ではありません。ただの暗記です。

 

それは勉強としてはカウントせず、しっかり自分の勉強を進めてくださいね。

 

たとえば太田女子高校はすでに分詞構文も終わり、関係詞を勉強しています。

 

高校間でかな~~~り進度に差も出てきています。

 

みなさんが何を重視するかで過ごし方は変わってくると思いますが

 

もし本当に最終的に志望校に合格する事を真面目に考えるのであれば、自分の持つ数字を客観視するようにしてください。

 

高校1年生で早い子はターゲット1900の暗記テストで1500を越えてきています。

 

高1での英検2級合格もポツリポツリと出てきています。

 

早慶合格、GMARCHに一般で合格できる子というのは、そういう子たちです。

 

本人は文武両道のつもり。

 

でも実際は部活ばっかりやっていてなにひとつ勉強が出来ていない。

 

そんな状態になっていませんか?

 

言い方を変えると

 

好きな事ばかり、遊んでばかりで勉強がおろそかになっていませんか?

 

現状の成績と、志望校を客観視してください。

 

大学入試は甘くないです。

 

私に言われるまでもなく

 

高校3年生になってから模試にとてつもないパワーでぶちのめされる未来が待ってますからね。

その時に本気になっても遅いです。

 

「夏休みにめっちゃ頑張ったんですけど、赤本を解いたら全然出来なかったんです。勉強法が間違えているのでしょうか?」

 

よくこのように言われます。

 

それに対する私の回答はいつも一緒です。

 

大学受験は高3になってからやるものではないんですよ。

 

高3になってから死に物狂いで頑張っても、高1、高2から、やる子はめっちゃ頑張ってきてたんです。

 

その頃に、好きな事を好きなだけやっておきながら

 

高3になって、ようやく本気になって

 

赤本が解けない????

 

ちょっとむしが良すぎませんか?

 

高3になって、国立を目指すことになれば、モグラたたきになります。

 

右を叩いているすきに、左で問題が生じ、左に手を伸ばした瞬間に、手前からモグラが顔を出す。

 

今、気になる科目を叩けば、次の模試では、新たな問題が生じるんですよ。

 

そうならないように、高1からしっかりやってください。

 

高2の11月から5教科になりますけど

 

文系なら当然、日本史、世界史の勉強は万全ですよね?

 

一応進学校に通ってるんでしょうから。

 

理系なら、物理、化学、生物のどれか一つは完成してますよね?

 

それをしないで好きな事ばかりやっていると

 

高3で叩ききれないモグラ叩きに追われることになりますからね。

 

高3になればみんな本気になるんです。

 

それがたとえ高校3年生の夏までまともに勉強をしてこなかった子でさえも

 

「悩む資格がない」と思えるくらいに、ずっと勉強をしてこなかった子でさえも

 

真面目な顔で必死に頑張るんです。

 

この世のすべての重荷を背負った気持ちで受験に挑むんです。

 

そんな将来の自分を救うのが

 

今の君自身なんですよ。

 

頑張ってください。

 

高3の子たち、いまさら四の五の言っても始まりません。

 

不安な気持ちでいっぱいだとは思いますが、一心不乱に走り抜けてください。

 

みんなの志望校の赤本を解いて、みんなの授業に反映させていきます。

 

一緒に頑張ろう!ファイト!

 

頑張る事は、かっこいいんだよ。.