高校も新学年になり、いよいよ模試が始まりますね。


来週はいよいよ全統高。


高1の範囲


高2の範囲


という事らしいですが

開始早々もはや追いついていない生徒さんも出てきてしまってるかもしれませんが、いかがでしょうか?

「まだ学校でやっていない」という昭和な言い訳はダメですよ。

であれば、安易に「参考書があれば独学できる」などと言っちゃダメです。リアルにできてないですよね。それが現実です。実際参考書独学は大変なんです。

攻めたい生徒さんは、塾などで指導者にお願いしてバンバン引っ張ってもらってください。

田舎の学校の進度だとなかなか追いつかないですからね。

厳しい言葉でスタートしてしまいましたが

皆様いかがお過ごしでしょうか?

炎のスズキ🔥です。

1ヶ月後、進研模試もありますが

多くの高校生にとって、定期テストよりこちらが重要になります。

模試で点数が取れてナンボです。

評定4.7アップアップアップで、共テ模試4割5分ダウンダウンダウン。ザラですよ、ほんとに。

模試を意識して勉強を重ねてくださいね。模試が取れなければ国立は受かりませんよ。

入試本番での実力は定期テストでは測れません。

模試で測られます。

推薦を考えていない、評定を気にしない学力上位層の中にはそもそも定期テスト勉強をしていない子も少なくありません。教え子でも全く気にしてない子もいます。

全範囲の模試で点数が取れることこそが、実力を測るには一番大切です。

大学入試では推薦入試でない限り評定は評価の対象になりません。

特に記載がない限り大学入試に評定は無関係なのです。(知ってました?うさぎのぬいぐるみ)

推薦の可能性を残したい子は定期テストを頑張る必要があります。

そうでない子にとっては必ずしも必須ではありません。人によって異なるんです。

模試は、全員にとって大切です。実力を測るマイルストーンですよ。

ただ、今回の7月の模試は高校1年にとっては、まだまだ半分は高校入試の延長でしかありません。

夏休み明けに実施される河合の模試あたりから実力が反映されてくると思います。

そういった模試で点数が取れるよう夏休みにしっかり勉強を進めて下さい。

他の地域は知りませんが、少なくとも栃木県の公立高校入試は、覚える内容が少なく、英語も平易な問題です。

英検準二級の勉強をするだけでオーバーワークかと思われる難易度です。

同じ入試でも、お隣、埼玉県の選択問題と比べると


これと


これくらいの差があります。

スタート時点ですでに【かなりの差】がついてますので気合を入れて頑張って欲しいです。

貪欲に頑張ってください。

高校入試で皆さん5教科頑張ったかと思いますが

高校入試のイメージで大学入試を考えるのであれば

高校入試の科目が100教科くらいあると思うとちょうど良いボリュームかと思いますよ。

大学入試は根本的に憶えなければいけない分量がすぎるんです。誇張なしに多いんです。

高校3年生になって、そこからようやく本腰を入れても、どうにかなるように錯覚してしまうのは、きっと高校入試で覚える分量が少なく、やった分だけできるようになっていった間違えた成功体験があるからでしょうけど

伸びませんよ。ホントに。量が違すぎる。量が多すぎる。レベルが違すぎる。レベルにも触れましたけど

根本的にボリュームが桁違いなんですよ。

頑張っても頑張っても頑張っても頑張ってもカバーしきれず

化学をやっている間に、物理を忘れてしまう、モグラ叩きのようになってしまい、点数になかなか反映されないんです。模試データが物語っています。

もう一度言いますけど、量が多すぎるんです。覚えている間に忘れていきますからね。

英検1級に連続合格をしている自分でもカバーしきれない英単語がバンバン登場するんです。

それがリアルなんです。

やってもやっても共通テスト模試の合計点が伸びないと泣きたい気持ちになるかもしれませんが

急に勉強をやり始め、急に伸びたら、むしろ高1からコツコツ日本史、世界史、物理、化学を頑張った子に申し訳ないと思いませんか?

中学時代に数学1Aを終わらせていた、真面目な堅実な子たちがバカみたいですよね。

人生はそんなに都合良くは動かない。

コツコツやってきた子が伸びるんです。根っこがしっかりしてるから演習して積み上がるんです。受験は平等なんです。仕方がないんです。

高校3年生になって、自動詞も他動詞も区別がつかない。

単語帳も最初から。

SVOOとSVOCの区別もつかない。

そのまっさらな状態から、1からやりつつ、日本史のテキストも1から購入するんですよ。

そういう子たちは、他のガチ勢が高2で日本史、世界史が普通に全範囲終わっている現実を知らないうえに、【自分が終わってないから世界の誰も終わってない】と都合よく錯覚し、それで「国立なら別にどこでもいいんです」「私立なら最低MARCH」の毎年繰り返されるキャッチフレーズを口にするんです。

まさに 白昼夢 

そこからひっくり返すのは常軌を逸する努力が必要なのです。平日5時間休日10時間??

それでは、ごく普通の平均的受験生ですよね。ごくごくふつーです。

みんなと同じです。偏差値50の平均的頑張りでしかありません。

凡人は地道に頑張るしかないんです。愚直に高校1年からやるんです。

大学入試は、高校入試100科目分入試だと思って、そのボリューム感だと思って、全範囲で問われる模試に全力で挑んでくださいね。

模試の過去問にも著作権があるようですので、それが模試の過去問だとは分からないように、検索にも引っかからないようにさりげなくブログにネタを装って紹介してたりしますので、くだらないネタに「何言ってんの?」と思いつつも、ブログ読者の方は参考にしてください。

東進の模試は、共通テスト形式ですから共通テストで準備してくれればOKですよ。

自称進だと、みんなが部活に熱中し、勉強ガチ勢があまりいません。

高校1年のうちには英検2級を目指したいですが、それも難しいケースも多いですよね。

ポラリスの吉村先生が卒業された天王寺高校の文理学科への入学者の80%以上が英検2級保持。

4%が英検準1級保持。

すごいですよね、中学生なのに。

みんなは、この子たちと戦います。

同じ土俵で戦うんです。

今週、国立医学部に後期入試で合格した教え子は中学2年で英検2級に合格しましたけど、普通に英語だけ受講をしてくれてました。

英検準2級で「英語は得意だから大丈夫」というレベルではないんですよ。

7月進研模試

高校1年なら150点が群馬大学ラインです。

高校2年生なら135点が群馬大学ラインです。

その点数に届かなくても文系なら日本史世界史が進んでいればOKです。

理系なら物理化学進んでいればOKです。

学校進度は無視して自分で進めていればOKです。

高校3年生なら志望する大学の基準点のマイナス50点くらいにいれば可能性アリです。

マイナス100点でも二次科目がめちゃくちゃ得意なら可能性アリです。

逆に、そこを得意に出来るように頑張らないと負けちゃいますからね。

二次を考えずに無我夢中に頑張っているようでは厳しいです。

言葉には気をつけつつ、文章を書いてみましたけど、大丈夫だったでしょうか?

気を付けたつもりですが、言葉のチョイスを失敗していたらゴメンナサイね。

みんなが奮起してくれる事を期待しています。

ずっと自由に過ごして高校3年の夏休みから全力で、頑張ってどうにかなると思っちゃダメですよ。

大学入試のボリュームは、高校入試とは全くレベルが違いますからね。

間に合いませんよ。

油断せずにひたむきに頑張るべし。

今すぐ全力で走って下さい。